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【2026年初詣】今はもう元通り?コロナを経て復活した作法と定着した新ルール

【2026年初詣】今はもう元通り?コロナを経て復活した作法と定着した新ルール

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2026年の新年を迎えるにあたり、そろそろ初詣の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。久しぶりに家族や友人と揃って参拝しようと考えているとき、ふと気になるのが「今の神社のルールはどうなっているのか?」という点です。

かつてのような厳しい行動制限は解除されましたが、「初詣 コロナ」や「初詣 コロナ対策」と検索すると、依然として多くの人が感染対策や混雑状況を気にしていることがわかります。

「手水の柄杓(ひしゃく)は戻ったの?」「鈴は鳴らせる?」「マスクは必須?」

実は、コロナ禍を経て元に戻った伝統もあれば、利便性や衛生面からそのまま定着した「新しいルール」も存在します。現場に行ってから戸惑ったり、マナー違反をしてしまったりしないよう、事前に現状を知っておくことが大切です。

この記事では、2026年の初詣における神社の最新対応と、私たちが知っておくべき参拝のニュースタンダードについて詳しく解説します。

【2026年の現状】神社のコロナ対策は今どうなっている?

2020年から数年にわたり、私たちの初詣スタイルは大きく変化しました。2026年現在、社会全体の警戒レベルは落ち着きを見せていますが、神社の対応は「完全に2019年以前に戻った」わけではありません。

まずは、全体的な参拝環境が現在どうなっているのか、そのリアルな状況を見ていきましょう。

多くの神社で「入場制限」は解除も、混雑時の誘導は継続

コロナ禍のピーク時に見られた「事前予約制」や「入場規制による完全入れ替え制」といった厳しい措置は、2026年現在、多くの神社仏閣で解除されています。基本的には、誰でも好きな時間に参拝できる以前のスタイルが戻ってきました。

しかし、「混雑時の誘導・動線管理」は、コロナ禍前よりも徹底されている傾向にあります。

  • 一方通行の徹底: 参拝客同士の接触や対面を避けるため、入口と出口を分ける動線が定着しています。
  • DJポリスや誘導員の配置: 有名な神社では、密集による転倒事故や感染リスクを低減するため、立ち止まらないよう促すアナウンスが強化されています。
  • ライブカメラの活用: 混雑状況を公式サイトやYouTubeでリアルタイム配信するシステムは、利便性が高いため現在も継続運用している神社が多くあります。

「制限」はありませんが、安全のための「管理」は続いていると認識しておきましょう。

マスク着用は「個人の判断」が基本だが推奨される場面

現在、マスクの着用は政府の方針通り「個人の判断」に委ねられています。屋外である神社の境内において、マスクをしていないからといって咎められることは、ほぼありません。

しかし、初詣という特殊なシチュエーションにおいては、依然として着用が推奨される、あるいは着用していたほうが無難な場面があります。

  1. 三が日の激しい混雑時: 前後の人と身体が触れ合うほどの混雑やお賽銭箱前の行列では、飛沫防止のエチケットとして着用する人が多数派です。
  2. 授与所や祈祷待合室: お守りを購入する窓口や、ご祈祷を受けるための待合室など、屋内や対面会話が発生する場所では、神社側から着用をお願いされるケースがあります。
  3. 大声を出す場合: 久しぶりの再会で会話が弾む場合などは、周囲への配慮としてマナーが問われます。

「必須」ではありませんが、TPOに合わせた着脱ができるよう、ポケットに一枚忍ばせておくのが、2026年のスマートな参拝マナーと言えるでしょう。

【手水舎の今】柄杓(ひしゃく)は復活?流水式が定着?

参拝の前に手と口を清める「手水舎(ちょうずや・てみずや)」。ここが、コロナ禍を経て最も様変わりした場所の一つです。

「柄杓(ひしゃく)に口をつける」という行為が衛生的に見直され、多くの神社で設備そのものが改修されました。

感染対策からアートへ進化した「花手水」のブーム継続

コロナ禍において、使用禁止となった手水鉢に紫陽花や菊などの花を浮かべた「花手水(はなちょうず)」。当初は「使えない手水舎が寂しくないように」という苦肉の策として始まりましたが、その美しさがSNSで爆発的に拡散されました。

2026年現在、手水の使用が再開された後も、あえて手水鉢の一つを「花手水」専用として残している神社が多くあります。

これは単なる感染対策を超え、参拝者に視覚的な癒やしを提供する新たな「神社の見どころ」として完全に定着しました。お正月には、松や千両、万両などをあしらった「正月バージョンの花手水」を用意する神社も増えており、写真映えスポットとして若者から年配の方まで人気を集めています。

自動センサーや流水式での清め方が今の主流

では、実際に手を清めるにはどうすればよいのでしょうか。現在、多くの神社では柄杓を使わない手水がスタンダードになっています。

  • 流水式: 竹筒やパイプから常に水が流れ落ちており、その水で直接手を洗うスタイル。
  • センサー式: 手をかざすと自動で水が出る、商業施設のトイレのようなハイテク手水。

以前のように「柄杓で水をすくい、左手、右手、口…」という作法を厳密に行うことは物理的に難しくなっています。そのため、現在は以下のような簡略化された作法(略儀)が一般的です。

  1. 流れ落ちる水で両手を洗う。
  2. 手のひらに水を溜め、口に含んで軽くすすぐ(または、口をすすぐふりをする)。
  3. もう一度水を流して手を清める。
  4. ハンカチで拭く。

柄杓が撤去されたままでも、それは「手抜き」ではなく「衛生への配慮」です。新しい様式に合わせて、心を込めて清めれば問題ありません。

【拝殿の今】鈴緒(すずお)の使用再開状況と参拝スタイル

お賽銭箱の上にある大きな鈴と、それを鳴らすための麻縄「鈴緒(すずお)」。「ガラガラと鳴らさないと、神様に気づいてもらえない気がする」という方もいるかもしれません。この鈴緒の扱いについては、神社によって対応が二極化しています。

鈴緒を撤去したままにする神社と再開した神社の違い

2026年現在、鈴緒の状況は以下の3パターンに分かれています。

  1. 完全復活: 抗ウイルスコーティングを施したり、定期的な消毒を行ったりした上で、以前通り鳴らせるように戻した神社。
  2. 昼間のみ・期間限定: 三が日の大混雑時のみ撤去し(接触頻度が高すぎるため)、人出が落ち着く時期や時間帯だけ使用可能にするパターン。
  3. 撤去・使用禁止を継続: メンテナンスのコストや衛生面、または「鈴を鳴らすために行列ができるのを防ぐ」という観点から、紐を巻き上げて触れないようにしている神社。

特に参拝客が多い都市部の神社では、回転率を上げて密集を防ぐために、あえて鈴緒を使用禁止にしているケースも少なくありません。

鈴を鳴らさない場合の「二礼二拍手一礼」の心の込め方

もし参拝先の神社で鈴が鳴らせなかったとしても、ガッカリする必要はありません。

本来、鈴の音には「邪気を払い、場を清める」という意味と、「神様をお招きする(来訪を告げる)」という意味があります。しかし、これらは「柏手(かしわで/拍手)」の音でも十分に代用が可能です。

鈴緒がない場合は、以下のように心を込めましょう。

  1. 静かにお賽銭を入れる。
  2. 深いお辞儀を二回(二礼)。
  3. 良い音が鳴るように、しっかりと二回手を打つ(二拍手)。 ※この音が、鈴の代わりに神様への合図となり、邪気を払います。
  4. 手を合わせて祈る。
  5. 最後に深いお辞儀を一回(一礼)。

「鈴がないからご利益がない」ということは決してありません。拍手の音に心を乗せて、神様に新年の挨拶を届けましょう。

コロナ禍で廃止・変更され、そのまま定着しそうな習慣

コロナ禍は、古くからの慣習を見直すきっかけにもなりました。「なんとなく続けていたけれど、衛生的にどうなのか?」「混雑の原因になっていないか?」と再考され、2026年になっても復活せず、廃止や変更が定着しそうなものがいくつかあります。

振る舞い酒や甘酒の配布中止・縮小傾向

元旦や三が日に、参拝客へ無料で配られていた「御神酒(おみき)」や「甘酒」の振る舞い。一つの樽から柄杓で注ぎ分けたり、場合によっては盃(さかずき)を使い回したりする形式は、衛生管理の観点から非常にリスクが高いと判断されました。

現在は以下のいずれかの対応が定着しています。

  • 完全中止: 混雑緩和と感染防止のため実施しない。
  • 有料化・個包装化: 瓶詰めされた御神酒や、紙コップでの有料販売に切り替え、その場で飲むのではなく「持ち帰り」を推奨する。

無料の振る舞い酒を楽しみにしていた方には残念ですが、これは安全管理上、仕方のない変化と言えるでしょう。

御朱印の「書き置き(紙のお渡し)」対応の一般化

参拝の証である「御朱印」。以前は御朱印帳を預け、神職の方がその場で筆を入れる「直書き」が基本でした。しかし、帳面の受け渡しによる接触や、書き上がりを待つ人々による「密」が発生することから、あらかじめ和紙に書いたものを渡す「書き置き」スタイルが普及しました。

コロナが落ち着いた現在でも、以下の理由から「お正月期間は書き置きのみ」とする神社が非常に増えています。

  • 待ち時間の短縮: 直書きだと数時間待ちになる行列を解消できる。
  • 限定デザインの表現: 金箔押しや切り絵など、直書きでは難しい凝ったデザインの御朱印を提供できる。

「直書きでないとありがたみがない」という意見もありますが、現在では専用のクリアポケット式御朱印帳が販売されるなど、書き置き文化は完全に定着しました。どうしても直書きを希望する場合は、混雑するお正月期間を避け、2月以降にお参りするのがマナーとなりつつあります。

事前に公式サイトで「その神社の今のルール」を確認しよう

2026年の初詣は、コロナ禍の警戒モードからは脱却しましたが、「以前と全く同じ」ではありません。

  • 入場制限はないが、一方通行などの誘導・管理は継続
  • 手水は「柄杓なし」が主流。
  • 鈴緒は神社によって対応が分かれるが、なくても拍手でOK
  • 御朱印やお神酒は「非接触・効率化」のスタイルが定着。

このように、衛生面や利便性を考慮してアップデートされた「新しい参拝様式」がスタンダードになっています。

最も大切なのは、神様への感謝の気持ちです。形式が変わっても、その心が変わらなければ問題ありません。

これから参拝に向かう際は、目的の神社の公式サイトやSNSをチェックし、最新のルールを確認することをおすすめします。混雑状況やルールの変化を事前に知っておくことで、心に余裕を持って、穏やかに新年の誓いを立てることができるでしょう。

新しいルールを理解し、マナーを守って、気持ちの良い2026年のスタートを切ってください。

SATORI編集部

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