運勢の流れを掴む！ 2025年を振り返り、2026年に飛躍するには？

2025年もまもなく終わりを迎えようとしています。この一年の間にも様々な技術が発展し、私たちの生活にも少しずつ変化が現れた年だったと言えるでしょう。

では2025年という年は、ここ数年単位で俯瞰してみると、どのような役割を持った年だったのでしょうか。また、2025年の流れを踏まえて、2026年はどのように動くのが吉なのか？

占いの観点から、2025年の振り返りと、2026年がどんな年になるのか解説していきます。

2025年は静かな成長の年──内面を整え、未来のための基礎を固めた一年

スピリチュアルな視点、特に東洋の運命学から2025年を振り返ると、この年は「未来のための『土台』を固める年」であったと言えます。

九星気学において、2025年は「二黒土星（じこくどせい）」が中央に位置する年でした。「土」の気を持つこの星は、「母なる大地」「基盤」「育成」を象徴します。

そのため2025年は、派手に表舞台で活躍するよりも、むしろ「足元を固める」ことや、「本物」と「偽物」を見極め、不要なものを手放す「整理」が強く求められる一年でした。

• 「リセット」や「別れ」を経験しませんでしたか？ 長年続けてきた関係や習慣が終わりを告げ、新しいステージに進むための「スペース」を作った人も多いでしょう。それは一見ネガティブに見えても、運気の流れに沿った自然な「整理」でした。
• 「内面と向き合う」時間が増えませんでしたか？ 外側の世界よりも、自分の内面を見つめ直し、「自分にとって本当に大切なものは何か」を問い直す機会が多かったはずです。
• 「地道な努力」が試されませんでしたか？ すぐには結果が出なくても、コツコツと物事を積み重ねる「忍耐」や「育成」のエネルギーが満ちていました。

2025年は、2026年以降の「飛躍」の時代に向けて、不要な荷物を降ろし、しっかりとした土台（＝基盤）を築くための、静かながらも重要な「準備期間」だったのです。

2026年は激動の「丙午（ひのえうま）」”本音”が光を浴びる年へ

2025年の静かな「土」のエネルギーから一転し、2026年は非常に強く、情熱的な「火」のエネルギーに包まれる年となります。

2026年は60年に一度の「丙午（ひのえうま）」

2026年の干支は「丙午（ひのえうま）」です。 「丙（ひのえ）」は「太陽」を、「午（うま）」は「真夏の火」を意味します。つまり、「火」のエネルギーが二重に重なる、60年に一度の非常にパワフルな年となります。

この強烈な「火」のエネルギーは、まるで真夏の太陽のように、あらゆる物事を白日の下に晒します。

• 「嘘」や「偽り」が焼き尽くされる

これまで隠されてきたこと、見て見ぬふりをしてきたこと、表面的な取り繕いが通用しなくなります。「お天道様が見ている」かのごとく、不正や嘘は容赦なく照らし出されるでしょう。

• 「本物」と「本音」だけが輝く

逆に、誠実な努力や、心からの「本音」は、太陽の光を浴びてより一層強く輝きます。自分に嘘をつかず、正直である姿勢が、最大の開運アクションとなります。

• 情熱と行動力が道を拓く

「火」は「情熱」「行動力」「スピード」の象徴です。2025年に築いた土台の上で、強い意志を持って「挑戦」する人には、すさまじい勢いの追い風が吹くでしょう。

数秘術では「始まり」の年

数秘術（ヌメロロジー）で見ても、2026年（2+0+2+6 = 10 → 1+0 = 1）は、9年サイクルの「1」にあたる年。 これは「始まり」「誕生」「独立」「挑戦」を意味する、新しいサイクルのスタートラインです。

2025年までに古いサイクルに区切りをつけた人ほど、新しいチャンスや出会いが訪れやすくなります。

九星気学では「一白水星（いっぱくすいせい）」の年

2026年の中央に座るのは「一白水星（いっぱくすいせい）」です。 「水」は「火」とは対照的に見えますが、「水」は「始まり」「困難」「知恵」を象徴します。

これは、丙午の強すぎる「火」のエネルギー（情熱、怒り、衝動）を、「水」の持つ「冷静さ」や「知恵」でコントロールする必要がある、というメッセージとも取れます。

情熱的に行動しつつも、心は常に穏やかに、内面を整える習慣（瞑想や白湯を飲むなど、静かな時間）を持つことが、この激動の年を乗りこなす鍵となります。

2026年、激動の波に乗るために

2025年が「土台を固める『静』の年」だったとすれば、2026年は「情熱で道を拓く『動』の年」です。

2025年にあなたが手放し、整理し、地道に育んできたものは、すべて2026年に力強くスタートを切るためのエネルギー源となります。

自分の「本音」に正直になり、偽りを手放す。 そして、内なる情熱を信じて、新しい一歩を踏み出す。

2026年は、そんな「本物」のあなた自身が、まばゆい光を浴びて輝き始める、そんなエネルギッシュな一年の幕開けとなるでしょう。

SATORI編集部