結婚相手を探すときには、求める条件をはっきりさせることが大切です。婚活中の女性はどのような条件を望んでいるのでしょう?妥協してOKなポイントについても紹介します。条件の考え方について知ることで、条件に振り回されない婚活ができます。
外せない結婚相手の条件
結婚相手に求める条件は人によってさまざまです。中でもアンケートの回答で上位にランクインしている条件について紹介します。
価値観が合うこと
『価値観が合う』というのは、結婚後の生活をスムーズに送るために欠かせない条件です。生活の基盤となる部分で全く考え方が違うと、お互いにストレスになることも多くなります。
例えば、衛生観念が違いすぎる場合、汚い部屋に対する意識が全く違うことがあるでしょう。どちらかが極端にきれい好きだと、パートナーが出しっぱなしにしているものや、掃除の頻度が少ないことが気になり始めることがあります。
同じことは、食事の趣味にもいえます。夫が食べないから作らない料理や、しない味付けが出てくると、好みの食事ができなくなることもあるでしょう。
お金の価値観も大切です。どんなことにどのくらいお金を使うのか、その感覚が合っているかどうかチェックしておくとよいでしょう。
相手を思いやれる
『思いやりを持った男性』との結婚生活なら、心地よい状態でずっと一緒にいられるでしょう。
長い時間を一緒に過ごす間には、好調なときもあれば不調なときもあることでしょう。
しかし、常に思いやりを持って接することができる相手なら、よいところも悪いところも受け入れて愛してくれるので、気取ることなく安心して生活していけるでしょう。
優しくできる
結婚相手として『優しい男性』を求める人も多くいます。人畜無害そうで優しい印象の男性となら、穏やかで幸せな家庭を築けると考える女性は多いことでしょう。
いろいろな種類がある優しさですが、自分にだけ優しいのでは不十分かもしれません。自分の家族にも優しく接してくれる男性なら、さらに結婚相手としてふさわしいですね。
身内には優しくても、外出先で店員さんに怒鳴り散らしたり、地位や立場によって態度を変えたりする男性では、結婚後の態度にも不安がよぎります。
分け隔てなく子どもにも優しい男性なら、将来、子煩悩なパパになってくれるかもしれませんね。
男性が女性に求める結婚相手の条件
女性が結婚相手に求める条件があるのと同じように、男性も結婚相手に求める条件があります。
男性が結婚相手の条件としてあげることを知れば、結婚相手としてどんな女性が好まれやすいかが分かるでしょう。
家庭的な女性
「結婚したい」と考えている男性は、『家庭の温かみ』を求める人が多い傾向にあります。そのため、家事能力が高く家庭的であることを求めるというわけです。
料理ができるという点は、特に重視されます。仕事から疲れて帰ってきたときに温かい料理と出迎えてくれる、外食では食べられない家庭料理ならではのメニューを作ってくれる、そんな結婚生活に憧れているのかもしれません。
男女ともに仕事をしている人が増えている今、共働きは普通のことになっています。そのため、家事も役割分担しようと考えている男性は増えているようです。
それでも「家事能力が全くない女性と結婚するのは避けたい」という男性が大多数といえます。
価値観が合う
女性も求める『価値観の一致』は、男性も同じように求めています。
離婚の理由を調査するアンケートで、価値観の違いは上位にランクインする事柄です。結婚生活を送るにあたり、価値観がぴったり合うことは、それほど重要なことといえます。
どれだけ好みの女性でも、金銭感覚がかけ離れていて、いつも散財しているような相手だと、結婚生活を続けられるようなイメージが持てないのは当然です。
そこまで大きな違いがなかったとしても、「そんなものにお金を使うんだ…」と感じる相手と暮らすことはストレスになります。
金銭感覚に限らず、価値観が同じ女性と結婚すれば、意思決定がスムーズですし、日常生活でちょっとしたイライラをためずに済むでしょう。
女性が妥協しても大丈夫な、三つのポイント
たくさんの条件を書き連ねていても、結婚相手は見つかりません。ときには妥協することも大切です。ただし、何でも妥協してOKというわけではありません。妥協しても大丈夫な三つのポイントを見ていきましょう。
男性の現在の収入
結婚相手は生活を共にする相手なので、『収入』を重視する人もいるでしょう。しかし、今現在の男性の収入は、そこまで重視しなくてもよいかもしれません。
理想の収入より少なければ、生活の仕方を変える必要があります。専業主婦になりたいと考えていたけれど、共働きで仕事をしなければいけないこともあるかもしれません。
収入が少ないと、100%希望の暮らしはかなわないでしょう。しかし、収入の不足分はやりくりしたり働いたりすることで対応できます。
また、現在の収入はこの先もずっと同じではないでしょう。特に男性が若い場合、昇給したり、転職によって収入アップしたりする可能性も考えられます。
外見へのこだわり
『好みの顔』の男性と結婚したいと考えている人もいるでしょう。いつかできる子どものために、美形の男性を選びたいという人もいます。
しかし、外見の好みはいったん置いておきましょう。男性の性格やあなたへの優しさといった、内面の部分で惹かれ合うこともあるからです。
結婚後、外見は時と共に変化するかもしれません。老化で顔は変わりますし、太って別人のような印象になる人もいるでしょう。
しかし、性格は変わりません。素敵な性格の男性は、ずっとそのままです。
住まいの場所
『住まいの場所』も、妥協して大丈夫な条件といえます。結婚後は自分の実家の近くに住みたい、今と同じエリアに住みたいなど、希望があるでしょう。
しかし、実際には思っていたより遠方に引っ越さなければいけないこともあります。男性の実家に近い場所で暮らすこともあるでしょう。
それでも納得できさえすれば、一緒に結婚生活を送れます。住んでいるからこそ分かる新しい発見もあるかもしれませんよ!
条件だけで選ぶのは危険かも?
条件をもとに結婚相手を見定めることはある程度必要です。ただし、条件だけを見て選ぶと、結婚後に後悔したり、そもそも結婚できなかったりすることもあります。
結婚後に条件が当てはまらなくなる可能性が
もしも条件がぴったりだったとしても、それは永遠に続くものではありません。例えば、条件に合う収入の男性と結婚できたとしても、その収入はずっと続くとは限りません。
ケガや病気が理由で働けなくなることがありますし、リストラされたり、会社そのものがつぶれたりする可能性もあります。
条件のみで結婚相手を選ぼうとすると、男性が無職になったときに「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔することになるでしょう。
相手が決められないかも
条件をたくさんあげすぎると、それが原因で結婚相手が見つからない可能性があります。当たり前のことですが、たくさん条件があると、それを満たす人を見つけるのが大変です。
多くの男性は、条件のうちいくつかを満たしているでしょう。しかし、全ての条件を満たしている男性はまれです。
仮に、条件全てを満たす男性と出会えたとしても、必ずしも結婚できるとは限りません。男性にも好みや条件があるからです。
ときには、お付き合いにすら発展しないこともあるでしょう。
ささいな違和感でも無視しない
条件をパーフェクトに満たす男性がいたとしても、お付き合いしている中で違和感があるなら、考え直した方がよいかもしれません。
ふとしたときの言動がモラハラっぽい人や、あまりにもケチな場合、浮気しているのを感じるときなどがそうです。
何かしらの違和感があるのに、条件を満たしているからと結婚すると、「あのときやめておけばよかった」と後悔する可能性もあります。
まとめ
結婚相手を見定めるときには、譲れない条件をはっきりさせておくと役立ちます。
ただし、条件はあくまでも結婚したい男性の特徴をあげただけのものです。条件を満たしているからといって、必ずしも結婚相手として最適というわけではありません。
逆に、条件を満たしていなくても、相性抜群ということもあります。条件だけでなく、自分の気持ちもよく感じることが大切です。