好きな人が冷たい理由と対処法。冷たい彼にどう対応したらいいのか
恋愛・結婚
2019.10.10

好きな人が冷たい理由と対処法。冷たい彼にどう対応したらいいのか

「好きな人から冷たくされた」という女性は意外にも多いものです。態度が冷たくなるのは相手を嫌いになったわけではなく、男性なりの心の葛藤や理由があるようです。「冷たい彼にどう接するか」で関係が良くも悪くもなるといえるでしょう。

好きな人が冷たく意地悪なのはなぜか

恋愛に男女のすれ違いはつきものですが、好きな人が急に冷たくなったり、意地悪になったりして「つかみどころがない」「本音が分からない」と感じる女性は少なくありません。

男性の冷たい態度は、恋愛NGのサインなのでしょうか?

好きな相手に冷たい態度をとる男性は多い

恋愛・婚活マッチングサービス『pairs(ペアーズ)』のアンケート調査によれば、「気になる女性に冷たい態度をとったことがある男性」は、全体の約4割を占めることが分かりました。

興味のない女性ならまだしも、自分が好意を抱く相手に対して、「気持ちとは裏腹の態度」をとる男性が意外にも多いのです。

「好きな女性には優しいはず」と思い込んでいると、態度の変化にショックを受けてしまうかもしれません。

男性が女性に冷たい態度をとる理由

男性が気になる女性にも冷たい態度をとる理由はさまざまです。照れ隠しや嫉妬など、自分の気持ちをうまく表せないケースも多いので、女性側が察する配慮も必要でしょう。

照れ隠し

シャイな男性の場合、好きな女性に対して自分の感情をうまく表現することができません。

「話しているときに目を合せない」「攻撃的な口調になる」「口数が少ない」「そわそわした態度になる」などの行動が見られたら、必死に気恥ずかしさを隠そうとしている可能性があります。

「すごいね!」という褒め言葉に対しても、「別に…」「うるさい」と、真逆の反応を返してしまう人もいるほどです。

また、気になる女性をわざとからったり、ちょっかいをかけたりする態度の裏には、「コミュニケーションを取りたい」「本当は構ってほしい」という気持ちが隠れています。

小学生がそのまま大人になったようなタイプの男性は、言葉にすると照れてしまい素直な気持ちが表現できないのです。

駆け引き

「駆け引き」とは、押したり引いたりする一種の恋愛テクニックです。

初期段階では相手に「好き」をにおわせておき、その気になりはじめたところで急にツンとした態度をとる男性はまさに恋の駆け引きを仕掛けているといえるでしょう。

駆け引きは多用したり、タイミングを間違えたりすると相手が離れていく可能性があります。そのため、この方法で女性の気を引こうとする男性は恋愛に慣れているか、自分を好きにさせたい一心である可能性が高いでしょう。

男性の駆け引きに対して、女性がどう反応するかでその後の関係が決まります。

好意に気づかれたくない

冗談を言い合う幼馴染やいつも近くにいる同僚など、思ってもみなかった人に恋心を抱いたとき、プライドの高い男性は気持ちを隠そうとする傾向があります。

いったん好意に気づかれれば「仲のよい友達や同僚」といった良好な関係性が崩れてしまうかもしれません。そのため、自分の中で気持ちの整理が付き、はっきりするまでは相手に悟られたくないと思うのです。

また、駆け引きの一種ともいえますが、今後の恋愛で優位に立つため、「相手に好きと言わせたい」という心理が働く男性もいます。

嫉妬心から

気になる女性が他の男性と仲良くしているのを見ると、男性も「嫉妬心」を抱きます。嫉妬は、他人との「比較」によって生まれる感情です。

例えば、女性が自分以外の男性といる方が楽しそうだったり、好きという感情が自分に向けられていなかったりすると、男性はメラメラと嫉妬心を燃やすでしょう。

女性は嫉妬心を抱くと言葉に出して発散しますが、男性は言葉にしない傾向があります。その代わり、口数が極端に少なくなり、もやもやした気持ちが冷たい態度になって表れてしまうのです。

女性は「言葉」で、男性は「行動」で気持ちを表す生き物であることを覚えておきましょう。

好きな人が冷たいときの対処法

好きな人が冷たい態度をとるのには理由があると分かったところで、どんなふうに接すればよいのでしょうか?二人の雰囲気を悪化させず、かつ良好な関係にもっていくための対処法を紹介します。

女性から優しい言葉をかける

冷たい態度をとる男性に対して、女性も同じ態度で接してしまうと、関係が一気に悪化してしまいます。言葉で伝えてほしい女性は、つい「なぜ、どうして?」ときつく問い詰めてしまいがちです。

何らかの理由があることを察して、優しい言葉や態度で接するようにしましょう。

不安な気持ちをぐっと抑え、いつもよりも優しく接すれば、相手も次第に心が落ち着いてくるでしょう。口調や声から「あなたを大事にしている」という気持ちも伝わるはずです。

普段通りに接する

男性が冷たくする理由は、「照れ隠し」「嫉妬」「気持ちを知られたくない」などさまざまですが、二人の問題というより彼自身の問題によるところが大きいでしょう。

そのため、女性が状況を解決しようと動くことは、必ずしもプラスになるとは限りません。

好きな男性に冷たくされると、どんな女性でも少なからずへこんでしまいます。悲しみや怒りなどネガティブな感情が湧き上がってくるでしょう。

しかし、時間が問題を解決すると信じ、気長に待つ姿勢も大切です。あからさまに表情に出さず、普段通り接することが、状況を徐々に改善に向かわせます。

冷たい態度をとる理由を聞く

冷たい態度をとる男性に対し、理由を根掘り葉掘り聞くのはあまり好ましくありません。どうしても気になってしょうがない場合は直球ストレートではなく、自然な形で理由を探ってみましょう。

優しい口調で「最近何かあった?」と気遣いながら話しかけたり、相づちを打って聞き役になる姿勢を示したりして、彼が自分から話をしたくなるような雰囲気をつくってあげるのです。

「この人なら安心できる」と感じたとき、自分の本音を話してくれるでしょう。相手が「焼きもち」や「嫉妬」を抱いていた場合、きちんと話を聞いてあげると状況が改善する場合があります。

好きな人から冷たいって言われたら

好きな男性に対し、無意識的に冷たい態度をとってしまう女性もいます。もし、好きな人から態度が冷たいといわれたら、自分の言動が相手を不安にさせていないかを振り返ってみましょう。

自分の言葉、態度に気をつける

駆け引きのために「わざと冷たい態度をとる場合」と、心の葛藤から「無意識に相手に冷たくしてしまう場合」があります。

自覚がないのであれば、自分の言葉や態度を振り返り、できるだけ感情をコントロールすることが大切です。

相手を傷つけてしまったと感じたら、すぐにフォローを入れましょう。「ごめん」と直接謝るのもいいですし、言葉で伝えにくければ、メールやLINEでも構いません。

フォローがなく、相手の不安やもやもやが蓄積していくと、最終的には関係の悪化につながります。

笑顔で挨拶することを心がける

挨拶をためらったり、言葉をぐっとのみ込んだりして、相手とのコミュニケーションを避けていませんか?「挨拶」はコミュニケーションの基本です。彼と話すのがつらいという場合でも、できるだけ挨拶は欠かさずに行いましょう。

挨拶さえもできない状態になってしまえば距離はどんどん離れていき、いざ仲良くなりたいと思っても関係の再構築は難しくなります。

相手の目をしっかり見て、笑顔で挨拶するのがポイントです。

まとめ

好きな相手から冷たい態度をとられると、つい感情的になったり落ち込んだりしてしまいがちですが、態度の裏にはさまざまな心の葛藤や理由があります。

問い詰めたい気持ちをこらえて、常に優しい態度で接する努力をしましょう。相手の態度に一喜一憂せずに、いつも通り過ごす心の余裕を持ちたいものです。

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