「既婚男性を好きになってしまった。いったいどうしたらいいんだろう?」そんな悩みを持つあなたのために、好きな人ができたけど「相手が既婚者だった場合」や好きな人ができたけど「既婚者同士の場合」の対処法をそれぞれ紹介します。
既婚者を好きになってしまった場合
恋は素晴らしいものです。特に恋する女性は表情も輝いてみるみるきれいになりますよね。
ただお互いに独身であれば問題無いけれど、好きになった人が既婚者だったらどうでしょう?
片思いでも罪悪感でいっぱいでしょうし、例え両思いになれたとしても不倫はやはり多くの人を傷つけます。
いったいどう考え、どう行動したらいいのでしょうか?
好きな人ができたけど「既婚者だった場合」と、好きな人ができたけど「既婚者同士の場合」に分けてそれぞれの対処法を紹介します。
好きになる気持ちは自然なもの
「たまたま好きになった人が既婚者だっただけ…」そうやって自己正当化をする必要はありません。
また「既婚者を好きになるなんて、自分は何という人間だ!」と自己嫌悪に陥る必要もありません。
人を好きになること自体は自然な感情であり、全く悪いことではないからです。むしろあなたは人の素晴らしいところをきちんと見ることができているのです。誇りに思ってよいでしょう。
ただし既婚者を好きになった場合は、その気持ちに素直に従ってしまうと多くの問題が生じますよね。
恋をしたことを悩むのではなく、今後どうするべきかという未来のことを考えていきましょう。
どんな既婚男性を好きになるのか?
社会においてはいろいろな人とのつながりがあり、新しい出会いも毎日あるものです。
たとえ既婚者だったとしても、その中の一人を好きになってしまうことも当然起こり得ますよね。
ここではどんな既婚男性を好きになるのか、相手との関係別に考えてみましょう。
職場の先輩、同僚
多くの人が一日で最も長い時間を過ごすのは職場でしょう。先輩や同僚は、一緒に過ごす時間が長いだけに恋愛感情が芽生える可能性も高いでしょう。
同じ会社や部署だと残業など共同で何かをする機会も多く、同じ目標を持ち結束することで距離が近くなるのかもしれません。
また例えば嫌な上司や取引先など共通の「敵」がいると、同じ立場や境遇の者同士で愚痴を言ったり励まし合ったりしますよね。本音で話をする中で親近感が増すこともあるでしょう。
いずれにしても「共感」「共有」することが職場の先輩や同僚を好きになるきっかけになることが多いようです。
上司
職場の中で上司は「仕事の能力が高く包容力があって頼れる存在」に見えるものです。年齢的にも年上である場合が多いのもその一因でしょう。
直属の上司の場合は仕事上でのパートナーとなることもあり、まさに夫婦のような距離感を味わうこともあり得ます。
特に自分が仕事で失敗したときに励ましてくれたりサポートしてくれたりする男性に対して、「白馬に乗った騎士」的な憧れを持つのは普通ですし、それがいつの間にか恋愛感情に変わっても何も不思議はないですよね。
友達
男友達はそもそも何か共通な話題や趣味があるから「友達」になることが多く、元々気が合う人であることが多いですよね。
それが何かのきっかけに異性への好意に変わることは、特におかしなことではありません。
また結婚生活や彼氏との関係がうまくいっていないときには、男性の心理を聞いたり相談したりしているうちに、相手に頼りたい気持ちが湧いてくることもあるでしょう。
男友達は元々のベースから気が合う、共感できる人である場合が多いゆえに、潜在的に恋をする確率も高いのではないでしょうか?
好きな人ができたけど既婚者だった場合
ここからは二つのケース別に、具体的なあなたの対処法を考えて行きます。
まずは、好きな人ができたけど「既婚者だった場合」すなわち、自分が独身で「既婚者に片思いの場合」について見てみましょう。
自分自身が未婚でも、とにかく好きになった相手は既に家庭を持っている人というケースだと、結局自分自身が「相手への思いをどうするか」ということに尽きます。
諦める
まず1つめの対処法は、そのものずばり「諦める」です。
言葉で言うのは簡単ですが、実行するのはかなり難しいでしょう。そもそも簡単に諦められるなら初めから悩む必要もないはずです。
それでも本当に賢い女性、勇気のある女性は諦めることを目標に努力をするでしょう。
思いを断ち切るためには、例えば仕事や趣味に忙しくする、お見合いや合コンで新しい出会いを探す、引っ越す、留学するなど、まず自分の環境を変えるのがよいかもしれません。
つらい思いをしながらも失恋を乗り越えられたあなたは、きっとワンランク上の素敵な女性になっていることでしょう。
適度な距離を保つ
既婚者への恋心に悩みながらも、どこかでまだ気持ちに余裕があって冷静な判断ができる人も中にはいるでしょう。
または片思いをポジティブに楽しみ、自分の人生の糧にする人もいるかもしれません。
そういう人たちは、うまくバランスを保ちながら相手と「適度な距離を保つ」ことも可能でしょう。
ただし相手を振り回すことにもなりかねませんし、また逆に男性側が恋のゲームに乗ってくると事態はさらに厄介になるので、なかなか高度なスキルが必要になりそうです。
好きな人ができたけど既婚者同士の場合
ここからは、自分も既婚者だけど「既婚男性に片思い」した場合です。
自分の夫との関係がうまくいっておらず、つい他の男性が素敵に見えてしまうということは現実にはよくあることだと思います。
しかし、結局は不毛な思いに苦しむだけです。相手が振り向いてくれたところでいわゆる「ダブル不倫」に陥るだけの、先が見えない関係になるのは明白です。傷つける人の数も倍となるでしょう。
こういうときにはどんな心の持ちようであるべきか、またどんなアクションを起こすべきかを一緒に考えてみましょう。
自分の立場を振り返る
結婚とは、やはり社会的にも人間的にも責任を持つ立場になることではないでしょうか?
配偶者、子ども、両親、兄弟、友達など周りの人みんなに対して責任がある立場なのです。
自分の立場をもう一度よく考え、また周りの人たちの幸せな姿や笑顔を思い出してみてください。きっと冷静になって、一時の感情よりも大切な何かを感じることでしょう。
友人に相談する
もしあなたに心から信頼できる友人がいるなら、話を聞いてもらうだけでも気持ちがずいぶん楽になるかもしれません。
時には叱咤し、厳しいことも言ってくれる真の友人は本当にありがたいものです。客観的に状況を見て助言をくれるでしょう。
ただし、あなたにとっても決して口外してほしくないデリケートな悩みですから、口の堅い人を選ぶことが大切です。
何も行動しない
あえて「何の行動をしない」のも一つの選択です。
特に恋をしているときは冷静な判断に欠けがちですから、ただじっと何もせず時間に任せて、気持ちの変化が訪れるのを待つことも良いアイデアでしょう。
「ああ、あのときはこんな気持ちだったんだな」と懐かしく感じられるときがきっと来ます。時間薬でいつかきれいな思い出として心に残ってくれると良いですね。
できるだけ会わないようにする
「独身女性が既婚男性に片思い」のケースと同じく、自分が既婚者であってもやはり物理的な距離を取って、できるだけ会わないようにすることは有効な方法です。
生活のスタイルを変えて相手に会う機会を減らす、もしくは無くすようにしたり、メアドや携帯番号などの連絡先を消したりすることも助けになるでしょう。
まとめ
自分が未婚であれ既婚であれ、相手が既婚者であればやはり好きになったとしても考えるべきことが多くあります。
大切なのは一時の感情に流されてしまわず、とにかく冷静になることです。
今はつらい思いを抱えているけれど、1年後、2年後の自分の姿を想像してみてください。今よりきっと幸せになっているはずです。
「あのとき思いを断ち切ってよかった」と心から笑える日が来るように、気持ちを強く持って対処しましょう。