好きな人の誕生日をサプライズでお祝いしたい場合は、男性が喜びそうな内容を考える必要があります。サプライズは時として諸刃の剣にもなるため、成功例だけでなく失敗例も参考にしましょう。サプライズを成功させるためのコツも紹介します。
好きな人が喜ぶサプライズ
好きな彼をサプライズで喜ばせるための考え方を紹介します。ポイントは『女性だからこそできる考え方』を意識することです。
さりげないけど、手間がかかるお祝い
男性に対してのサプライズは、男性には思いつかないものや男性にはできないもので、かつ喜んでもらえそうなものにしましょう。さりげなくて事前の細かい準備を必要とするようなものがおすすめです。
例えば、ワインが好きな彼なら、彼の名前が入ったワインなどはサプライズに向いています。名前を入れるサービスに対応している業者を探し、名前や発送日などについていろいろなやり取りが必要になるため、かけた時間や手間をアピールできます。
ほかにも、画像や写真を送りオリジナルのパッケージを作ってもらうお菓子や、決まった時間帯に電話で予約をしなければ購入できない焼酎などは、見えない部分で時間や手間をかけていることが暗に伝わるためおすすめです。
彼がずっと欲しがっていた物を贈る
好きな人へのサプライズとして、彼が以前から欲しがっていた物をプレゼントすれば、多くの男性は喜んでくれるでしょう。
この場合、欲しい物を直前に尋ねるのではなく、日頃から彼が欲しがっている物は何か、アンテナを張っておくことがポイントです。
男性にとっては、前から欲しかった物が手に入る喜びに加え、自分のことを常に気にかけてくれていることが分かる喜びも味わえることになります。
あまりにも高価なものは逆に気を遣わせるだけになる可能性もあるため、候補がいくつもある場合は程好い価格の物を選びましょう。
恋人同士なら手料理もアリ
料理の腕前に自信があるなら、手料理で誕生日をお祝いしてもよいでしょう。メニューは特別なものである必要はなく、一般的に好き嫌いの少ない料理や家庭的な料理を選びましょう。
手料理をサプライズとして振舞う場合は、普段から彼に手料理を提供しているわけではないことが大前提です。
手料理のサプライズなら、高価なレストランでの食事などに比べ出費をおさえられます。また、夫婦や家族のような雰囲気を出せるため、二人の絆をよりいっそう深められる可能性も高まります。
こんなサプライズプレゼントはNG
好きな人へのサプライズとしてあまりふさわしくないものを紹介します。せっかくのお祝いで失敗しないように、しっかりと把握しておきましょう。
分かりやすく大げさな物
男性にサプライズをする場合、男性が自分で想像できる範囲のサプライズをしてしまうと、逆に男性の自尊心を傷付ける可能性があります。
例えば、ゴージャスな物や見た目がいかにもサプライズだと分かるものは、多くの男性が真っ先に思い付くサプライズです。このようなサプライズを企画しても、逆に男性の競争心をあおるだけになる可能性があります。
また、レストランなどで店内のお客さんを巻き込み、バースデーソングを大合唱するようなサプライズは、特に派手なことを嫌う男性にとっては苦痛でしかありません。大げさすぎるサプライズは控えるようにしましょう。
簡単に用意できてしまう物
男性は、細かい作業が苦手な傾向があります。また、過程より結果を重視し、表向きには分かりにくい裏側での作業をしたがらないことも、多くの男性にみられる特徴です。
従って、簡単に用意できるようなものは「自分でもできる」と受け取られ、喜ばれない可能性があります。
例えば、ディナークルーズをサプライズとして用意した場合、いくつか検索して予約するだけなので、たとえお金がかかっていたとしても「大した手間がかかっていない」と男性に受け取られかねません。
逆に、水面下での細かい作業を必要とするようなことは、「自分にはできそうもないこと」と男性に思わせられるため、表向きにはたいしたことがなさそうなものでもサプライズとしておすすめといえます。
気持ちが重すぎる物
便箋数枚にも及ぶ長文ポエムレターなど、愛情が詰まっていて素敵なサプライズのようでもありますが、男性にとっては気持ちが重すぎるものとして嫌がられる可能性があります。
彼に手紙を渡したいときは、プレゼントにメッセージカードを添える程度に留めておきましょう。彼への気持ちは直接言葉などで伝えるものではなく、プレゼントや演出から間接的にさりげなく感じてもらえるものとして考えるべきです。
誕生日サプライズの失敗エピソード
誕生日サプライズで失敗した経験を持つ女性に聞いたエピソードを紹介します。どんな失敗が起きているのでしょうか?
好きな人はサプライズが苦手だった
彼のアパートに遊びに行く約束をしていた女性が、いつもは到着よりだいぶ前に連絡を入れるところを、たまには驚かせようと到着ギリギリまで連絡しなかったそうです。
心配した彼から逆に連絡を受け、もうすぐ着くことを告げると、「そういうのは好きじゃない」と、めったに怒らない彼が不機嫌になったそう。
お互いがハッピーになってこそのサプライズ、相手の気持ちも考えて行動すべきというエピソードです。
手料理を頑張りすぎて失敗
彼に手料理を振舞ったことがなかった女性が、彼の誕生日にいろいろな料理やケーキを作ってサプライズにしようと企画しました。
しかし、慣れない手料理が全て上手くいかず、最終的に慌てて買いにいったケーキだけしか用意できなかったそうです。手料理はサプライズとして喜ばれやすいプレゼントですが、さすがにぶっつけ本番はやめるべきという失敗談です。
まとめ
彼へのサプライズが成功したら、お互いにとっていつまでも記憶に残る素晴らしいイベントになります。ただし、自分本位のサプライズにならないように注意しましょう。