一目惚れってどんなもの?心理やアプローチ方法が知りたい
恋愛・結婚
2019.4.4

一目惚れってどんなもの?心理やアプローチ方法が知りたい

映画や小説などでよく描かれる一目惚れに憧れを抱く人もいるでしょう。今回は一目惚れの意味や本質について解説します。男女別の一目惚れのパターンや一目惚れから結婚に至る可能性も紹介しているので、一目惚れをした時、された時の参考にしてください。

一目惚れってなに?

一目惚れをしたことや、されたことはありますか?

初対面から割と早い段階で相手を意識した場合や、熱心にアプローチをかけられた場合、「一目惚れなのかな?」と思いながらも判断がつかない場合があるでしょう。

今回は一目惚れの定義や理由、うまくいくコツを紹介します。

初対面で恋に落ちること

一目惚れとは初対面、もしくは一目見たときから運命を感じ恋に落ちることです。とてもロマンチックですよね。

毎回恋が始まるきっかけが一目惚れの人もいますし、まだ一目惚れをしたことがない人もいるでしょう。

相手のことを知らないのに一目惚れしやすい人は『軽い』と思われがちですが、好みがはっきりしている人、自分に合うものを良く理解している人ともいえます。慎重派より直感型のタイプの人が多いともいえるでしょう。

こうしたタイプの人は、服や靴などの買い物でも決断が早い傾向にあります。

男性が一目惚れするパターン

男性は女性に比べて決断が早い印象ですよね。男性はやはり一目惚れの経験のある人が女性に比べるとかなり多く、約半数にのぼります。

男性の一目惚れはどういったパターンで起こるのか見ていきましょう。

好みの見た目だった場合

男性は女性を内面やスペックより容姿で判断する傾向が強いです。そのため、好みの見た目の女性であれば一目で好意を抱くことがあります。

特に、積極的で自己主張が強いタイプの男性や、ルックスのストライクゾーンが狭い男性に多いパターンです。

ただし、見た目だけで判断する一目惚れは熱しやすく冷めやすい傾向にあります。彼女の内面や違う雰囲気のファッションを見たときに、なんか違うなあと思うことも多いようです。

優しい仕草や行動に

男性は女性らしい仕草や表情、行動に弱いものです。これは『自分を世話してほしい』と思う、深層心理に関係するとみられています。

子どもやお年寄りに優しくしている、困った人に一生懸命になっている、などの姿を見かけると初対面でも、「自分にも優しくしてくれるに違いない!」と勘違いし恋に落ちることがあります。

また、女性らしい優しそうなしぐさや表情を見ると『押しに弱いのではないか』『自分のことを拒否しないのではないか』と願望を踏まえた心理が働くということもあるでしょう。

香りで好きになってしまう場合も

五感の1つである『嗅覚』から影響されて一目惚れするケースが、男性には多いといわれています。男性は清潔感や女性らしさを感じる香りに触れると、簡単に好きになってしまうことがあるのです。

男性の好意は女性より性欲に直結している傾向にあるため、良い香りをかぐと本能が呼びさまされるのかもしれませんね。

男性のほうが一目惚れしやすい

男性は女性に比べて本能的に自分の子孫を多く残すことを望む生き物です。無意識に一緒に子孫を作る相手を探す傾向にあるので、女性からみると安易に恋に落ちることがあります。

ただし女性のように運命を感じる一目惚れ、というよりは性欲に後押しされた軽い一目惚れであることも多いでしょう。

また、男性の方が女性より独占欲が強い傾向があります。そのため少ない情報からでも良いと判断した女性を、他の男性に取られたくない思うものです。一刻も早く自分のものにしたいという独占欲を一目惚れと解釈する場合があるでしょう。

男性が本気で一目惚れをしたら

男性が本気で一目惚れをしたり、一目惚れから恋愛に発展させたい場合、女性よりその関係を大事にするでしょう。『自分の決断を何としてでも本物にさせたい』と強く思う傾向にあるからです。

その分男性の方が思い込みが激しく、アプローチも積極的なことが多いです。ほかにも、どういった仕草や行動をとりがちなのか詳しく見ていきましょう。

ついつい目で追っている

男性の方が女性より気になるものを目で追ってしまう傾向があります。これも遺伝子や本能が関係していて獲物や食物を捕獲するのが男性の役割だったことが起因しているようです。

男性が一目惚れすると、意中の女性をついつい目で追ってしまいます。気づくと目が合う、話していると目を見つめてくる、などの場合は相手の男性はあなたに一目惚れをしている可能性があるでしょう。

ぎこちなくなってしまう

初対面の男性が言動がそわそわしていたり、ぎこちなかったりして、「変わった人だな」「話を聞いていない人だな」などの印象を持ったことはありませんか?もしかするとその男性は、あなたに本気の一目惚れをしたのかもしれません。

これには、好きだからこそ避けてしまう心理が働いています。『そばに居たい』と思う気持ちと、『変な人だと思われたくない』気持ちの2つの感情が揺れ動き、こうした言動になるようです。

多くの男性は本気で一目惚れをしたら、『戦略を練って確実に彼女を手に入れたい』と思考が働きます。しかし、戦略を練っているうちにもしかしたら相手には他のパートナーができてしまうかもしれません。

急いで手を打とうとした結果、彼女に自分の性格や一目惚れをしたことを知られるのではないか心配になり、おかしな言動をとりがちです。自分をよく見せたい気持ちから、緊張するせいもあるでしょう。

女性からすると「チャンスすらなくすよ?」と突っ込みたくなりますが、繊細でかわいい男性の一面と言えますね。

女性が一目惚れするパターン

女性が一目惚れをするパターンでは、『運命』というものを男性よりも深く感じていることが多いでしょう。

女性は命をかけて子どもを生み育てます。そのため、より優れた子孫が欲しいと本能的に感じていることが多く、理想の遺伝子を持つ相手に尽くそうとするパターンが多いでしょう。これは一目惚れであっても、基本的には同じです。

ただし、女性の場合は考え方が柔軟で警戒心が男性より強いため、一目惚れした相手に「これは違うな」という一面を見たらさっと引いてしまう部分があります。

では女性の一目惚れはどういった時に起こりやすいのでしょうか。

好みの見た目だった場合

人間は視覚から多くの情報を得るため、女性も優れたルックス、好みの見た目の男性に一目で恋してしまうことが多いでしょう。

ただし、これは男性が持つ雰囲気やファッションセンスなど、総合的な意味での見た目をさします。そのため、男性からするとあまりカッコイイと思えない男性でも、女性から一目惚れをされるといった現象が起こるのです。

スペックを把握したうえで一目惚れ

男性に比べて、女性は情報を処理する力が優れており、相手の特性やスペックをある程度知ったうえで起こることが多いです。これは、普段から服装や表情、持ち物などを見て無意識に人を見極めているからと考えられるでしょう。

合コンや職業限定のイベントなど「こういったタイプが来る」とあらかじめスペックがわかっている場所で一目惚れをすることが多いと言えます。

視覚以外で判断することが多め

女性は無意識のうちに、視覚だけでなくさまざまな基準で男性を見極めています。男性と同じく、嗅覚が反応して恋に落ちることも多いです。

ただし、女性が男性の香りやルックスから恋に落ちる時は、同時に限られた情報の中から男性の特性や生活態度、好みなどを見抜き、自分との相性まで無意識に計算しています。

人により程度に差はありますが、男性に比べて女性は特に、見極めに対して厳密と言えるでしょう。

女性が一目惚れをしたらどうなる?

多くの女性は恋をすると、あれこれ相手の世話を焼いてあげたくなる傾向があります。

もちろん一目惚れでもその傾向があらわれやすく、男性が速行動に移して意中の相手を手に入れようとする一方、女性は時間をかけて男性にとって、いなくてはならない存在となるよう努力ができます。

恋に盲目になってしまうかも

女性が好きな男性のために努力を続けた結果、『恋は盲目』状態に陥ってしまうことが、しばしば起こり得ます。自分の努力にふさわしい人物だと強く思い込んでしまうのです。

一目惚れから恋が始まった人は、男性がダメな男でも、男性のために割いてきた時間や努力を無駄だったと思いたくありません。都合の悪いことから目を背けていないかよく考えてみましょう。

一目惚れから結婚をするケースも

一目惚れから結婚に至るケースは思いのほか多いようです。

理由として、自分の感じた運命を事実にしたい心理が働くことや、一目惚れをする人は直観力が鋭いことがあげられます。

一目で、自分に合う・合わないを判断できるため、一目惚れをした相手とは実際に考え方が似通っていたり驚くほど趣味が合ったりすることもよくあるようです。

続いて一目惚れからの結婚の特徴について紹介します。

結婚までの期間が短め

夫か妻、どちらかの一目惚れから結婚に至ったケースでは、割と結婚までの期間が短いことが多いようです。

男性が本気で一目惚れをするとアプローチに力を使うため、早い段階で「絶対にこの人を離したくない」と腹をくくります。

女性の一目惚れから両想いに発展したケースでは、スペックや男性の内面を考慮したうえで恋に落ちている可能性が高いので結婚までの道のりも順調であることが多いと言えるでしょう。

一目惚れ結婚は離婚率が低い

一目惚れから始まったカップルは離婚率が低いという統計もあります。これには、前項で説明した結婚するまでの期間の短さも関係するでしょう。

短い交際期間で結婚をしたカップルは、結婚をしてからも相手を知ろうします。そのため新鮮味を失わなかったり、結婚してから知った相手の一面に合わせる努力ができたりするでしょう。

また、一目惚れで始まった関係では、『自分の直感を事実化して自信を持ちたい』という心理も働きます。

結果として、結婚後も尊敬やときめきが続く関係が維持できるため、離婚率が低いと考えられるでしょう。

男性からの一目惚れの場合

男性からの一目惚れの場合、意中の相手には本能的に性的な魅力を感じていたり優しい雰囲気に安心感を覚えたりして、恋に落ちている場合が多いです。

そのため、結婚後も相手の性的な魅力に満足していたり世話を焼かれることに、素直に感謝できたりします。

結婚後のセックスレスや夫から不倫は深刻な離婚理由です。一目惚れ結婚で出会った時のときめきをは、恋愛感情を維持しやすいといえるでしょう。

女性からの一目惚れの場合

男性は達成感を感じた時や成功を勝ち得たときに幸せを感じますが、女性の場合は幸せ=安心と言うことができます。

スペックをある程度考慮する女性の一目惚れの場合、恋愛や結婚に発展しても安心して生活ができる可能性が高いです。女性は自分に安心感を与えてくれる男性を尊敬し続けることができるので離婚に至る可能性は低いといえます。

一目惚れした場合のアプローチ方法

どちらかの一目惚れから始まった相手とは、幸せな未来を歩める可能性が高いことがわかりました。

では続いて、一目惚れをした場合の具体的なアプローチ方法を見ていきましょう。

まずはお友達を目指して

追われれば逃げたくなるのが、人間の心理というものでしょう。よく知らない相手から追われた場合、尚更警戒心は強まります。

一目惚れをした場合は、まずお友達を目指して相手と共通の趣味をもったり、相手が参加するイベントに参加したりなどして顔を合わせる機会を増やしましょう。

知り合いや友達として認知されれば、誘いを受けてくれる可能性も高くなります。

ただし、理解しておくべきなのは、相手はあくまでも友達として接しているということです。「急激に距離を縮めよう」「すぐに告白しよう」とは考えないことが賢明といえます。

まずは相手を楽しませて、友達から徐々に距離を近づけていくことが大切です。

周りの協力を得る

共通の友人や知人に協力してもらうのもよいでしょう。一目惚れをした相手が学校や職場など、あなたと同じ環境にいる人の場合、探せば両方を知っている人がいるものです。

一目惚れしたことを人には知られたくない人もいるかもしれませんが、第3者の協力を得られれば、彼・彼女に近づけるチャンスもぐっと高くなります。

また、その第3者が親しい人であれば、それとなくあなたのことをアピールしてもらうことも可能です。

直感的に恋に落ちるほどの相手であれば、相性がよい可能性が高いので、「恥ずかしいから」という理由で人に相談しないのは、もったいないことと言えます。

『外堀から埋めていく』のは立派な戦略の1つです。信頼できる顔の広い友人に頼ってみましょう。

一目惚れを英語で伝えるなら

海外に行くと日本人、特に女性はとてもモテます。一目惚れをされることも多いでしょう。外国人は日本人に比べて、恋愛感情をストレートに伝えるので英語での一目惚れの表現を知っておくのも良いですね。

英語では

「I fell in love with you,at the first site」初めて見たときにあなたと恋に落ちた

という表現が一番単純です。ほかにも

「The very first moment  I saw you ,  I knew you were the one I had been looking for.」初めてあなたに会った瞬間に、私が探し続けていた人だと確信した

「I have a crush on you 」もはやぞっこんです(一目惚れのスラング)

といった表現も多く使われます。

もし、一目惚れの相手とカップルになることができたら、誕生日や記念日などプレゼントに添えるカードに、好きになったきっかけを書き記すのも素敵ですね。恋人があなたの一目惚れを知らなかった場合、うれしいサプライズとなるでしょう。

一目惚れをしたら注意したいこと

一目惚れはいわば知らない人から好意をもたれることです。人によっては恐怖を感じたり、理由がわからず戸惑ったりするでしょう。

ストーカー扱いされないためにもNG行為を知っておきましょう。

急なプレゼントなどで恐怖感を与えない

よく知らない人から急にプレゼントをもらっても、された方は戸惑ったり真意を測りかねたりするでしょう。内面をよく知らずにするプレゼントは、的外れなことも多々あります。

「知らない人からものをもらってはいけない」と教えられて育つ人も多いため、恐怖感や嫌悪感を与えかねません。

また、高価なプレゼントは交際に発展した後も続けて贈ることがむずかしいため、物でつるような行為は慎みましょう。

告白は焦らずに

男性に多いのが、告白を焦ってしまうケースです。何回会えば告白してよいという目安はないですが、お互いをある程度知るまで告白は控えた方がよいでしょう。

よく知らない人から愛を告白されても反射的に断ってしまうこともありますし、せっかくの告白を軽く受け止められてしまうかもしれません。どちらにしろ今後のチャンスを無駄にする可能性が高いので、慎重になりましょう。

告白までの期間は自分の一目惚れが正しいものだったか、見極めるためにも必要です。

まとめ

一目惚れはロマンチックなイメージが強いですが、本能に従って選択している割合が高いため真理を突いていて、相性の良い相手を見極めていることも多くあります。

とはいえ、恋に落ちるのは早い一目惚れですが、相手の好意を獲得するにはやはり時間や努力を重ねる必要があるでしょう。

恋は焦らず急がず、ゆっくり相手に自分を知ってもらえるとよいですね。

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