倦怠期に入ってしまう理由とは?乗り越え方を知って仲良しカップルに
恋愛・結婚
2019.9.5

倦怠期に入ってしまう理由とは?乗り越え方を知って仲良しカップルに

付き合い当初は「毎日でも会いたい!」と切に願っていたはずなのに、最近なんだか彼氏といると退屈…。そんなカップルは倦怠期に突入しているのかもしれません。どうして倦怠期に陥ってしまうのでしょうか?特徴や対処法について紹介します。

そもそも倦怠期とは?

倦怠期とは、付き合い初めのドキドキした気持ちがなくなり、恋人と一緒にいても刺激がないと感じたり、気持ちが冷めてしまったりする状態を指します。

恋人同士になってすぐの時は、お互い一緒に過ごすこと自体が新鮮なことです。そのため彼氏と一緒にいるだけで楽しいですし、デートも新しい発見ばかりでときめく時間が過ごせます。

しかし、時間が経つにつれて「刺激がないな」と感じたり、相手に対する気持ちが冷めてしまったりする、そんな状態を倦怠期と呼ぶのです。

恋愛のマンネリ化

マンネリとは『マンネリズム』という言葉の略で、『手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと』という意味があります。

恋愛におけるマンネリは、付き合い当初のドキドキが減退し、恋心が落ち着いてきたことをいいます。「最近、彼氏にドキドキを感じないな」と思ったら、彼氏との関係はマンネリ化しているかもしれません。

一方で、マンネリは逆に言えば『2人の関係性が安定してきた』ともいえます。ドキドキした間柄でなくなっても、相手を好きで思いやる気持ちがあるカップルは存在します。マンネリは決して悪いことではないのです。

ですが、ドキドキした気持ちだけで続いてきたカップルは、倦怠期に入ると好きという気持ちがなくなってしまいます。そうなったら最悪の場合、別れにまで発展してしまうでしょう。

倦怠期が来てしまう理由

倦怠期は、カップルであればいずれやってくる試練です。なぜならば倦怠期の原因は相手と一緒にいることに慣れてしまうことだからです。

人間は慣れてしまう生き物です。長く一緒にいると、最初の頃に感じていたときめきをなくしたり、お互いの思考や行動が似てきたり、相手の言動を予測できたりするようになります。

そのため相手に対し意外性を感じなくなったり、相手に対する態度が雑になっても大丈夫だろうと油断したりすることが倦怠期に入っていくきっかけとなるのです。

倦怠期中の彼氏の本音とは

一方で倦怠期を迎えた彼氏はあなたとの関係をどう思っているのでしょうか。やはり付き合い当初のころと比べると気持ちが落ち着き、冷静になっている傾向にあるようです。男性側の心理を知り今後の行動を変えていきましょう。

彼女のことがどうでもよくなる

倦怠期中の彼氏は、あなたに対する優先順位が低くなっている可能性があります。たとえば、あなたが髪を切った場合にもその変化に気づかない、または何も言わないなどの態度であれば、あなたへの興味が薄れてしまっているといえるでしょう。

ほかにも、友達と会う時間や仕事を優先し、あなたと会う時間を作らなくなってきたら、あなたのことはどうでもよいと感じているかもしれません。

彼女と距離を取りたくなる

あなたからデートに誘っても断られる、「今は放っておいてほしい」といわれる、連絡しても返信がないなどの行動に当てはまる場合、彼氏はあなたと距離をとりたいと思っているでしょう。

そんな彼氏は、もしかしたらあなたのわがままや束縛をうっとうしく思ったり、一緒にいることを重荷に感じていたりする可能性があります。

また、最初のうちは許せていた彼女の欠点が、時間が経つにつれだんだん目につくようになってしまった場合もあります。いずれにしても彼氏は今、一緒にいる息苦しさから解放されて1人になりたいと思っているかもしれません。

最悪は別れたいと感じているかも

長い間彼氏から連絡がない、会うことを避けられている、たまに話しても冷たい態度をとられる、という状況のカップルもいるでしょう。

また、あなたに相談せずに転職などの大きな決断を下すなど、まるであなたの存在を無視しているような場合も要注意です。

そんなことが続いている場合は、彼氏はあなたから別れを切り出してほしいと思っていたり、自然消滅することを狙っていたりする場合があります。

彼氏はあなたに不満を持たせ、その怒りに乗じて別れを切り出そうと考えている可能性もあります。別れを思いとどまらせたいのなら、怒りたい気持ちをぐっと抑えて話し合いの場を設けるなど対処が必要です。

倦怠期の乗り越え方 心構え編

倦怠期を乗り越えてもう一度彼氏と関係性を深めたい。そんなあなたは慣れてしまった彼氏との関係性を見直してみましょう。まずはあなたに必要な心構えから紹介します。

愛情表現を忘れない

あなたは彼氏と付き合った当初、スキンシップや会話で愛情表現をしていたと思います。

一緒に過ごすことが普通になってしまった今、愛情表現をすることがなくなってしまったのでは?もしかしたら一緒にいる時の会話も減っているかもしれません。

もう一度、彼氏へ愛情表現をしてみませんか?大げさなことではなく、ちょっとしたことで甘えてみる、仕事帰りなら「お疲れさま」、そんな行動や一言でよいのです。

改めて彼氏への好意や愛情をちゃんと相手に伝えることを意識してみましょう。

感謝、謝罪の言葉は素直に

あなたは彼氏に何かをしてもらうことを当然と思っていませんか?あなたが喜んでくれる、と思って彼氏がとった行動だったかもしれません。お礼を言われないと、男性も悲しくなってしまいます。

反対に彼氏と喧嘩したときに、意地になって謝らないことはありませんか?あなたが意地を張ると彼氏は折れるしかなくなり、対話することを諦めます。

そしてまた喧嘩した時、彼氏はあなたと衝突することすらしなくなり、2人がすれ違う原因にもなるでしょう。

何かをしてもらったら「ありがとう」、悪いことをしたと思ったら「ごめんなさい」と彼氏に必ず伝え、意地っ張りな自分から卒業してみましょう。

連絡頻度を考える

倦怠期中は連絡も疎遠になりがちです。LINEも既読スルーで終わってしまうこともあるのではないでしょうか。

ですが、彼氏から返信がないのにあなたが一方的にメールやLINEを何通も送ったり、何も用事がないのにだらだらと長電話してしまったりすると、彼氏は面倒に感じてしまいかねません。

倦怠期だからこそ何とかしようとして連絡をしがちですが、彼氏への連絡は少なめにしてみましょう。

彼氏は、今はあなたより仕事や趣味に集中したいのかもしれません。連絡は最低限とし、あなたの存在を意識づける程度にとどめましょう。

平凡な日々が幸せであることを忘れない

倦怠期中は恋人との関係を退屈に感じてしまったり、刺激を求めて他の人に目移りしてしまったりしがちです。出来心で恋人の目を盗んでちょっと火遊びをしたくなる人もいるでしょう。

ですが、恋人がいることは決して当たり前のことではありません。明日突然別れがやってくる可能性がゼロとは限りません。

平凡な日々を「幸せ」と思うか「つまらない」と思うかはあなた次第です。刺激のない普通の日々を送れるのは幸せなことだと心得ましょう。

倦怠期の乗り越え方 生活編

心構えを見直したら、次は自分の生活や彼氏への連絡の方法を見直してみましょう。慣れてしまった生活習慣を手放すことで、新鮮さを取り戻すことができるでしょう。彼氏との関係性も変わってくるかもしれません。

定期連絡的なメール・LINEの見直し

あなたは倦怠期と感じながらも、「おはよう」や「いってきます」「おやすみ」のメールやLINEを彼氏に送っていませんか。もしかしたら、その定期的な連絡が倦怠期を招いているかもしれません。

彼氏はあなたから毎日連絡が届くことが当たり前に感じてしまっている可能性があります。もしくは毎日届く連絡をうっとうしく思っている場合もあるでしょう。

彼氏の生活スタイルによっては、返信したくないタイミングであなたのメールやLINEが届いているかもしれません。彼氏からの反応なども考え、あなたからの連絡頻度や内容をもう一度見直してみましょう。

新しいことに挑戦してみる

彼氏にときめかなくなっている人は、自分の生活もマンネリ気味になっている場合があります。まずは自分の生活からリニューアルしてみるのも一つの方法かもしれません。

以前から気になっていて、まだ始めていないことに着手してみましょう。彼氏との倦怠期のことを考えるのは一旦やめて、新しい刺激を取り入れると、いつもと違う気分を味わえます。

新しいことを始めると気分が変わるため、新たな気持ちで彼氏と向き合えるチャンスにもなります。習い事や仕事のスキルアップ、読書など、できることから始めてみましょう。

イメチェンも有効な方法

マンネリな生活を一新するために、イメチェンをして自分を変えてみてはいかがでしょうか。

普段ガーリーな服装をしているなら少しコンサバな洋服に袖を通してみる、伸ばしていた髪を思い切ってカットしてみる。化粧品を新しくしてメイクを変えてみてもよいでしょう。

見た目が変わると自分も新鮮な気持ちを味わえるでしょうし、彼氏の反応も変わるかもしれません。

服装やメイクだけでなく、行動も変えてみるとよいでしょう。普段自分から彼氏にスキンシップをとらないなら、積極的に彼氏にボディタッチをしてみる、などが挙げられます。お互いの凝り固まった心が動いていくかもしれません。

倦怠期の乗り越え方 デート編

2人で会っていてもデートする場所は決まっていたり、おうちデートばかりだったり。そんな2人はデートにも工夫をしてみましょう。行ったことのない場所に出かけるなど、いつものおでかけに変化をつけると新鮮さが増すでしょう。

デートの場所を思い切って変える

デートコースがいつもと一緒になっているならば、思い切ってデート場所を変えてみましょう。

普段室内でデートすることが多いなら、公園や海など外に出てみる。外に出ることが多い2人なら、映画館やプラネタリウムに行ってみる。いつもと逆の場所に行ってみると気分も変わるでしょう。

また、気になっているけれど行ったことのない場所や、県外など遠い場所に出かけるのもおすすめです。知らない場所で新たな思い出を共有すれば、さらに絆も深まるでしょう。

初デートの場所をチョイスする

恋人同士なら、初デートの場所や告白された思い出の場所などがあるかと思います。2人の関係性がマンネリ化している時こそ、思い出のデート場所に行ってみましょう。

実際に足を運ぶことで、付き合った当初のドキドキや、付き合えた喜びを思い出すことでしょう。「あの時こんなことがあったよね」とか「この場所懐かしいよね」と会話も弾むでしょう。

当時の記憶がよみがえることで、彼氏のことを改めて大事に思えてくるはずです。

複数組とグループデートをしてみる

いつものデートにちょっと刺激を投入するために、お友達のカップルとグループデートをするのもおすすめです。

友達カップルと過ごすと、付き合い方やスキンシップなど、友達カップルの様子を間近で見ることができます。刺激を受けることや学ぶべきことなどがたくさんあるに違いありません。

また、友達カップルがいるからこそ、彼氏にも気を遣うことができます。彼氏に対し優しい気持ちを取り戻すチャンスです。

遊園地やボウリング、バーベキューなど複数人でわいわい楽しい時間を過ごせば気分もリフレッシュできるはずです。

倦怠期がないカップルの特徴

何年と長い時間を相手と過ごしても倦怠期が訪れないカップルがいることも事実です。そんな2人はどのような特徴があるのでしょうか。倦怠期のないカップルのよいところを吸収してマンネリ脱却を目指しましょう。

お互いを尊重している

倦怠期に陥るカップルは、お互い一緒にいることが当たり前になっていて、相手のことを尊重する気持ちが薄れてしまった状態にあるかもしれません。

大前提、彼氏は他人です。育ってきた環境や趣味嗜好、価値観はあなたと違って当然でしょう。長く一緒にいることでその前提を忘れ、相手に自分の考えを押し付けてばかりいませんか?

うまくいっているカップルは、相手の考えを尊重し、理解するよう努力を重ねています。自分と彼氏、お互い違う人間同士ということを忘れず、たとえ意見がぶつかったとしてもちゃんと話し合いをして解決しています。

また、一緒にいる時間ばかりにならず、趣味や仕事などの自分の時間を大切にしている傾向にあります。

「最近なんだかうまくいってないな」というカップルは、一緒にいられることに改めて感謝しつつ、相手の考えを理解するよう努めてみましょう。

干渉しすぎない

倦怠期のないカップルの特徴として、お互いの行動に干渉しすぎないことが挙げられます。恋人の交友関係や趣味、仕事の状況などに理解を示し、口出しは控えることが特徴です。

ただ会社の人と飲みに行くだけなのに、「誰と行くの?」「何時に帰ってくるの?」としつこく聞いてしまっては、相手もイライラしてしまいます。

ましてや、浮気が気になって携帯を見るなんて言語道断です。そんな状況が続けば、彼氏もあなたも疲れてしまいます。

彼氏を自分の思うように変えようとするからストレスになります。変えられるのは自分だけと心得ましょう。

共通の趣味を持っている

長続きしているカップルは、2人で共通の趣味を楽しんでいることも多いです。

共通の趣味を持っていると、同じ時間を好きなものを通じて共有できます。結果的に2人で過ごす時間が充実したものになりやすいです。

また、趣味にかかわる話題は会話が盛り上がり、互いに理解もしあえます。趣味を通じて交友関係も広がりやすく刺激をもらえるため、2人の関係もマンネリしにくくなります。

現在彼氏と共通の趣味がなくても、2人で初めてのことをどんどん体験してみて、一緒に楽しめるものを見つけてみましょう。

別れを選択したほうがよい倦怠期もある

倦怠期だから、と彼氏と安易に別れてしまっては後々後悔することもあります。しかし、以下の場合にあてはまるようなら潔く別れを選んだほうがよいでしょう。自分の心ともよく対話して、今後の付き合い方を選択してみましょう。

愛情ではなく執着や依存

長く付き合っていると、相手を思いやる心を『執着』や『依存』と勘違いしてしまうこともあります。

執着とは、彼氏を手放したくないと思うわがままな気持ちのこと、依存は、彼氏がいないと生きていけないと相手に寄り掛かるような気持ちです。

「3年も付き合ったから別れるのはもったいない」「相手のスペックを考えると、今後同じような条件の人は見つけられないのでは」といった気持ちでお付き合いしているのなら、別れを考えるほうが賢明です。

彼氏のことが本当に好きだから別れたくないのか、依存や執着心から別れたくないと思っているのか、よく見極めることが重要です。

スキンシップが辛い

以前は全然嫌じゃなかったのに、最近彼氏とのスキンシップが苦痛になってきたのなら要注意です。

スキンシップは彼氏のことが好きだからこそできることです。彼氏に触れたいという欲求がなくなってしまったのならば、もうあなたは彼氏のことが好きではないのかもしれません。

女性は遺伝子レベルで本能的に男性との相性を嗅ぎ分けることができる、といわれています。スキンシップがとれない彼氏は、もしかしたら『生理的に無理』なレベルにまで達している可能性があります。

まとめ

倦怠期はカップルであれば必ず訪れる試練です。もしも倦怠期に入ってしまったら、彼氏に対する言動を見直すチャンスでもあります。

もう一度彼氏に対する思いやりの気持ちを思い出し、自分も変わっていく勇気が必要ですね。ただし関係性が冷めきってしまった場合は、思い切って別れを選びましょう。

後悔しないように慎重に考えて、よりよい選択をしてみましょう。

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