ラブラブなカップルや夫婦でも、倦怠期があります。そして、倦怠期を何とか乗り越えることができない場合、破局してしまう原因にもなります。相手への気持ちの変化が現れる時期と、それを乗り越える方法について紹介していきます。
倦怠期が来るのはいつ?
付き合い始めたばかりや新婚カップルは、毎日が新鮮で相手と一緒に過ごすことがうれしくて仕方ないでしょう。
それがいつの間にか、急に相手と過ごすことが面倒に感じるようになります。相手に対する気持ちの変化は、いつ頃から起こりやすくなるのかみていきます。
付き合い始めて3カ月
まずは、付き合ってから3カ月以降が危険度大です。付き合い始めてからはお互いのことをもっと知りたいと思い、できるだけ多くの時間を一緒に過ごそうと努めます。
ところが、次第に相手について理解できるようになってくると、新鮮に思う気持ちも薄れてきます。付き合った当初に持っていたような、相手を大切に思う気持ちも薄れてくるのです。
さらに、お互いのいろいろな面を知ってくると、彼の欠点もみえてくるようになります。
そして、彼への不満が次第にたまっていくようになります。それがきっかけで大きなケンカに発展するなどして、倦怠期を迎えてしまうことがあります。
我慢が爆発しやすい半年
付き合ってから半年も注意が必要な時期です。付き合い始めたばかりの頃は、相手に嫌われたくないと思う気持ちが強いでしょう。
たとえ、嫌なことがあってもお互いに我慢している部分も多かったと思います。また、付き合いも半年以上経過してくると、よりお互いについての理解も深まってきます。
付き合ってからそれほど日数が経っていない段階で、相手に対する不満を伝えたり、ケンカしたりすれば、それほどストレスもたまらないでしょう。
しかし、半年も我慢しているとかなりストレスや不満がたまっているはずです。それが爆発したときに、大きなケンカに発展し、倦怠期が訪れることがあるのです。
マンネリ化が怖い3年目
付き合っている期間が長くなってくると、2人の関係もマンネリ化してきます。そして、付き合ってから3年前後も注意が必要な時期です。
3年も付き合っていれば問題ないと周囲は思うかもしれません。しかし、付き合い始めたころに彼のことを思っていたようなウブな気持ちはかなり薄れています
そして、お互いの将来について真剣に考え始める時期でもあります。将来に関して2人の意思にズレがあると、それが原因でケンカになり、倦怠期へと突入しやすくなるのです。
倦怠期はいつまで続くものなの?
近頃、彼に対する気持ちが冷めてきた、相手の態度が素っ気なくなったと感じたら、それは倦怠期かもしれません。倦怠期はいつまで続くものなのでしょうか?
期間は人それぞれ
お互いに対する思いやりや新鮮味が失われてしまったことが、倦怠期を招く主な原因です。いつまでも続くと、彼と一緒にいることさえ苦痛になってしまうでしょう。
倦怠期が終わる時期については個人差があり、明確にいつ終わるとは言い切れませんが、早い場合は1カ月前後、長引く時は1年以上も続くカップルもいます。
彼だけのせいにしてしまうと長期化に
倦怠期になってしまうと、それを全て彼の責任にしがちですが、あなた自身にも問題があることを覚えておきましょう。
それは、彼があなたの鏡だからです。付き合ってから彼に無理をさせる、ワガママや自分勝手な行動をした覚えはないでしょうか。
また、イライラして彼に頻繁に八つ当たりしたこともあったかもしれません。倦怠期が起こるのは相手に心を許している、甘えている証拠でもあります。
そして、相手の気持ちや状況を考えない言動をしてしまうことが増えると、相手もそれを快く思わないでしょう。
彼の嫌な部分を何とかしたい、彼に変わってもらいたいと考えるのであれば、まずは自分を見直してみることです。
倦怠期の乗り越え方
彼と会うとイライラすることが増える、欠点ばかりが目につくようになってくるのは倦怠期かもしれません。倦怠期に入ってしまったときは、長引かせないことが大切です。できるだけ早い段階で、倦怠期を脱出できるようにしましょう。
デートの場所を変える
付き合いが長くなると、何事もマンネリ化しがちです。たとえば、デートの場所についても、行く場所や食事するお店がいつも同じ場所になっていませんか?
デートの場所がいつも同じだと、新鮮味が失われマンネリ化にも拍車がかかります。そこで、デートの場所を思い切って変えるのも手段の一つです。
普段自宅でデートすることが多いカップルは、遊園地やキャンプに出かけてみるなど、いつもと大きく異なるタイプのデートをしてみましょう。
感謝の言葉を忘れない
倦怠期に入ると相手に対する思いやりの気持ちを忘れがちになります。たとえば、彼にプレゼントをもらった、食事代を払ってもらったときも、それは恋人として当たり前だと思っていませんか。
彼にやってもらうのが当然だと思っていると、感謝の気持ちや言葉も出てこなくなります。そのようなあなたの言動を、彼も不満に感じるようになるでしょう。
彼に親切にしてもらった、優しい言葉をかけてもらったなど、日常のちょっとしたことに対しても感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
自分磨きや趣味で1人の時間も充実させる
倦怠期に入ると、彼と会っていないときも気分が沈みがちになります。そのようなときこそ、自分磨きや趣味に没頭して1人の時間を充実させてみましょう。
自分磨きをすると外見だけでなく内面も磨かれて、人間的にも大きく成長できます。外見や内面の変化を見て、彼もあなたを見直してくれるかもしれません。
また、彼氏への依存度が高すぎるタイプの女性は特に注意が必要です。それは、倦怠期に陥りやすく、しかもその期間も長引く傾向があるからです。
彼氏以外にも夢中になれるような趣味を見つけると、ストレス解消にもなりますし精神的にも満たされます。
また、趣味に励むことで毎日イキイキと過ごせるようになり、彼のあなたに対する見方も変わってくるでしょう。
そもそも倦怠期にならない方法はある?
倦怠期に陥ってしまうのは、彼を大切にする気持ちや新鮮味が薄れてくるからです。
倦怠期は誰でも経験するとは限りません。それは、倦怠期にならないカップルや夫婦もいるからです。倦怠期にならないための、コツについて紹介していきます。
自分の時間も大切にする
相手のことを全て知ってしまうと、相手に対する興味や関心も薄れがちになります。2人で過ごす以外の時間を大切にしているカップルは、良好な関係を保ちやすいといわれています。
お互いに相手に依存する度合いが高くなってしまうと、相手への不満がたまりやすくなるのです。
そこで、1人の時間を充実させるように努めてみましょう。たとえば、1人で夢中になれる趣味を持つのもおすすめです。趣味を持つことで趣味に関する知識や技術も磨かれていきます。
さらには、趣味を通じた仲間も増えて充実した毎日が過ごせるようになるでしょう。精神的にも自立できるようになり、彼への依存度も少なくなって、倦怠期に陥ることなく良好な関係が築けるでしょう。
お互いを尊重する関係を作ろう
どんなに仲が良くても、長時間一緒に過ごしていると相手の嫌な点のほうが目立ってきたり、飽きが出てきたりするものです。
倦怠期にならないようにするためには、お互いを尊重できる関係性を作ることです。お互いに1人で過ごす時間も大切だと割り切って、それぞれ好きなことを楽しむようにしましょう。
彼と一緒にいるとき以外でも充実した時間を過ごせるようになると、相手に対する思いやりや彼を大切に思う気持ちが芽生えてくるようになります。
まとめ
どんなに仲が良いカップルや夫婦にも、倦怠期がやってくることがあります。それは、付き合いが長くなるにつれて新しい発見が少なくなり、相手の欠点もみえてくるようになるからです。
倦怠期が起こるのは、彼だけの責任ではなくあなたにも責任があります。付き合い始めの頃と比べると彼に対するあなたの言動も変化しているからです。
倦怠期はやり方次第で、早めに終わらせることができますし、倦怠期が起こらないよう防ぐ方法もあります。
倦怠期を早く終わらせる、何度も起こさないようにするためにも自分自身を見直すことも必要です。