男性から避けられてしまうと、相手の気持ちが見えず不安になってしまうものです。嫌いや苦手といったマイナスの感情から避けられてしまった場合は、どんな対処法があるのでしょうか。好き避けと嫌い避けの見分け方と合わせて紹介します。
好き避けと嫌い避けの違い
男性から避けられてしまったとき、「もしかして、私のことが好きだから避けているのでは?」と感じることがあります。
しかし、好意を抱いている相手を避ける『好き避け』と、相手と関わりたくなくて避けてしまう『嫌い避け』は、どちらなのか分かりにくく、判断しにくいこともあるでしょう。
相手がどんな気持ちから避けているのか分からないと、意味を取り違えてしまうこともあるので、慎重に判断しなくてはいけません。
特に、本来は嫌い避けなのにも関わらず、「私のことを好きだから避けているのかも!」と勘違いしてしまうと、恥をかいてしまう恐れがあります。
相手がどちらの意味で避けているのか見極めるためにも、まずは好き避けと嫌い避けの違いを知っておきましょう。
違いはごくシンプル
好き避けと嫌い避け、この二つの態度の違いは、分かりにくいようで実はとてもシンプルです。
相手が自分に対して恋愛感情や好感を覚えて避けている場合が『好き避け』、嫌っている場合や、苦手意識から避けている場合が『嫌い避け』になります。
好意から避けているケースでは照れ隠しや、シャイな性格ゆえの行動です。一方、嫌い避けの場合は「この人とはできるだけ関わりたくない」というマイナスの気持ちから避けていることが多いでしょう。
一見どちらの避け方も似ているため、見分けるのが難しいと感じますが、勘違いしないように特徴や見分け方を知っておく必要があります。
嫌い避けをしてくる男性の特徴
相手が自分を嫌っている、または苦手だと感じている場合、とてもショックを受けるものです。しかし、無理に近寄ろうとすると、余計に相手の気持ちを刺激してしまうかもしれません。
また、好き避けだと勘違いをして相手に積極的にアプローチをしてしまうと、お互いに嫌な気持ちになる可能性があります。
マイナスの感情から嫌い避けをする男性には、好き避けとは異なる特徴があるので、当てはまる部分がないか確認してみるとよいでしょう。
そもそも近づかない
相手が自分を拒絶したいと考えている気持ちが、態度に表れている状況というのが、嫌い避けの現状です。
苦手意識をもっている相手に、自分から近寄ってくる人は少ないため、嫌い避けの特徴としてそもそも近づいてこないというものが挙げられます。
自分から話しかけてこない、気がついたら近くにいることがない場合は、苦手な相手だと思われている可能性が高いでしょう。
関りは最低限
よい印象をもっていない人と話したり、一緒にいたりするのは、誰でも避けたいと考えるものです。嫌いな相手とは、できるだけ関わりたくないと考える人も少なくありません。
嫌いや、苦手だという気持ちから避けている場合、相手と関わるのは最低限にしたいと考えて、必要以上に接してこないという特徴があります。
挨拶はするけれど会話はしない、仕事上の都合でしか顔を合わせないというような場合、止むを得ず接しているだけなのかもしれません。
笑顔を見せない
気になる異性といるときは、自然と表情が緩んだり、笑顔になったりしてしまうものです。しかし、相手が自分を嫌っているケースでは、ほとんど笑顔を見せることがないでしょう。
性格的に、元から笑顔が少ない男性もいますが、好き避けの場合と嫌い避けの場合では全く態度が異なります。
話しているときに表情が変わらなかったり、硬い表情や嫌そうな表情だったりする場合は、拒絶感が顔に出ている可能性があるでしょう。
好き避けと嫌い避けの見分け方
いくつかの特徴がある嫌い避けですが、好き避けと見分けるためには、どんなポイントをチェックすればよいのでしょうか。
相手が反感や敵意を抱いているときの避け方と、好意を抱いているときの避け方では、反応や行動が異なります。相手の態度をしっかりと分析して、本当の気持ちを探ってみましょう。
2人だけの時の言動で見分ける
何人かのグループでいるときと、自分と2人きりでいるときの言動から、相手の本心を見分けることができます。
好きだという気持ちを隠すために避けている場合は、ほかの人がいる場ではなかなか話しかけることができないことが多いでしょう。
反対に、苦手だという気持ちから避けているケースでは、2人きりになることすら避け、できる限り話さないようにしがちです。
2人きりの空間でも素っ気ない態度や言動の場合、嫌われている可能性が高いでしょう。
お願い事を聞いてくれるかどうか
男性は、好意を向けている相手から、お願いをされたり、頼られたりするのを喜びます。
「相談に乗って欲しいんだけど…」とお願いをしたときなどに、快く聞いてくれる場合は、好意を持たれている確率が高いでしょう。
嫌いな人や苦手な人に何かをお願いされた場合は、断ったり、はぐらかしたりする傾向があります。
目が合うかどうか
異性と視線が合って、ドキドキしてしまった経験がある人もいるでしょう。
恋をしていると、好きな人のことを目で追ってしまうなど、つい見てしまうのが自然な反応です。そのため、好き避けか嫌い避けかを知りたいときは、目が合うかどうかで判断するとよいでしょう。
目が合うということは、相手もこちらを見ているからこそなので、そういった場合は好き避けだと考えられます。
嫌い避けだった場合の対処法
相手が自分のことを好きで避けていると思っていたら、実はその逆で、相手から嫌われていた…ということがあります。
人から避けられるのは悲しい気持ちになりますが、これ以上関係が悪化しないためにもきちんと対処していく必要があるでしょう。
男性が苦手意識から避けているのだと分かったら、どういった対応をすればよいのか、対処法を紹介します。
まずは距離を置いてみる
自分のことを苦手意識から避けている相手に、無理に話しかけるのは得策ではありません。まずは、距離を置いて相手の反応を見ることから始めましょう。
適度な距離で接しているうちに、相手も態度を軟化させてくれるかもしれません。これ以上相手に嫌われないためにも、必要以上に近寄らないことが大切です。
第三者に仲介をお願い
仕事で付き合いがある場合などは、避けられているからといって、そのままにしておくことも難しいでしょう。業務で話さなくてはいけないときに、相手から避けられたままでは職場の空気を悪くしてしまうことも考えられます。
関係を改善したいのであれば、第三者に仲介してもらう方法がよいでしょう。
あなたに歩み寄る気持ちがあることや、その場の空気を悪くしたくないという思いがあることを伝えてもらい、大人としてうまくやっていけるように説得してもらう方法がおすすめです。
心当たりがある場合は原因を改善する
相手が理由もなしに一方的に嫌ってくるというのは、考えにくいことでしょう。相手から嫌われているパターンは、相手があなたを避けるようになった原因があるはずです。
もしも、そういった原因に心当たりがある場合は、できる限り改善するように心がけましょう。
避けられているからといって相手を非難するのではなく、自分にも反省すべき点があったと反省することで、関係を改善できるかもしれません。
まとめ
似ているようで、全く正反対の意味を持つ『好き避け』と『嫌い避け』は、相手の行動や反応によって見分けることが可能です。
もしも、嫌いや苦手といったマイナスの感情から避けられていると感じた場合は、相手の気持ちに立って考えてみることで関係を改善していきましょう。
また、好意から照れ隠しでよそよそしい態度をとられている場合は、こちら側がポジティブな反応を見せ、積極的になることで円滑なコミュニケーションを図れます。
なぜ避けられているのか、しっかり理由を分析して、相手とうまく付き合っていけるように心がけましょう。