「好きな人に告白したい」と思っても、どうしても一歩を踏み出せないという人は多いのではないでしょうか。勇気を持てないままのちのち後悔することのないように、告白へ向けたおすすめの行動やタイミングをチェックしておきましょう。
告白できない人の心理
好きな人がいるのになかなか告白できない人には、いくつかの共通する心理があります。自分自身を理解するための一環として、主なものを確認しておきましょう。
恥ずかしい
好きな人に告白することを「恥ずかしい」と感じる人は多いものです。恋愛感情のような極めてプライベートでデリケートな感情を打ち明けるのですから、恥ずかしさを感じるのはある意味自然なことといえるでしょう。
また、『告白』という行為には、『OKしてもらえるかどうか』という不安がつきものです。自分の心からの願いを相手の意志に委ねる緊張感が、恥ずかしさにより一層拍車をかけてしまうのかもしれません。
関係が崩れてしまうのが怖い
もともと彼と良好な関係を築いていた場合、その関係が崩れるのを恐れて告白できないという人も少なくありません。
その背景には、「告白して振られてしまったら、もう友達ですらいられなくなってしまう」「もし恋人になれたとしてもうまくいくかどうか分からない。それなら友達のままのほうが…」そんな心理が働いています。
居心地のよい今の関係を崩してその先を求めるのか、それとも波風を立てず、今の関係を続けるのか、どちらを選ぶかは当人の価値観次第といえるでしょう。
自分に自信がない
『自分に自信がない』というのも、好きな人に告白できない理由の一つです。
確かに「私なんて、あの人にはふさわしくない」と思っている状態で告白をするのは難しいといわざるを得ません。
しかし、ここで気を付けたいのが、この『自信のなさ』はあくまでも自己評価が基準になっているという点です。
「私はなんの魅力もない醜い女だ」と自信のかけらもなく過ごしていたとしても、他人から見れば才色兼備の憧れの女性ということも十分考えられるでしょう。
たとえ実際に周囲からの評価が低い女性であろうとも、彼の目にどのように映っているかは告白するまで分からないのです。
恋愛に求めているものが違う
中には、「告白して振られてしまったらもう生きていけない」とばかりに自分自身を追い詰めてしまい、どうしても告白できないという人もいます。
この場合、彼への告白を考える前に、いったん自分自身の内面と向かい合う必要があるでしょう。他者からの拒絶を極度に恐れる深層心理には、無自覚の『孤独』や『恐れ』が潜んでいるからです。
本来、恋人というのは対等に愛情を与え合うパートナーですが、このタイプの場合、『恋人=一方的に自分の全てを受け入れてくれる、認めてくれる存在』になりがちです。
たとえ好きな人に振られたとしても、それはあくまでも好みや相性の問題です。決してあなた自身の否定にはならないことを理解する必要があるでしょう。
告白するためにできること
「これまで告白できずにきたけれど、やっぱりどうしても告白したい」という人もいるでしょう。そんな人におすすめの『考え方や行動のコツ』を三つ紹介していきます。
告白できなかった時を考える
好きな人になかなか告白できないというとき、まず想像しておきたいのが『このまま告白できなかったときに起こり得る未来』です。
おそらくこの場合、彼からのアクションがない限り、2人の関係に変化はありません。あなたの気持ちを知らない彼はいずれほかの女性に恋をするでしょう。あなたは友人としてその過程のすべてを見届けることになるのです。
そんな未来が実際に訪れたとき、あなたは彼の幸せを心から喜ぶことができるでしょうか?今のうちにしっかりと考えておきましょう。
恋愛映画・ドラマを見てみる
告白する勇気を奮い立たせるには、恋愛映画やドラマを見て、告白へのモチベーションを高める方法もおすすめです。
特に、「好きな人に振られる未来しか想像できない」という人にとって、画面のなかの恋人たちと自分自身を重ね合わせ、幸せな未来をリアルにイメージすることは、実際の告白に向けた大きな後押しとなるでしょう。
ハッピーエンドの恋愛映画・ドラマは、「自分にも可能性はある」と信じさせてくれる、恋する女性にとってとても心強いアイテムなのです。
恥ずかしいことではないと考える
「告白は恥ずかしい」と反射的に思ってしまうのであれば、『そもそも告白は本当に恥ずかしいことなのか』という点についてじっくり考えてみるのもよいでしょう。
告白は、自分の恋心を相手に打ち明け、恋人になってほしいと打ち明ける行為です。「あなたは私にとって唯一無二の大切な存在です」と伝えるのですから、よほどの事情がない限り、相手が嫌な気持ちになることはないでしょう。
また、自分自身にとっても、告白は温め続けた恋心に審判を下す大切な儀式です。成功すれば彼との幸せな未来が手に入りますし、仮に失敗したとしても、その先には新しい出会いが待っているでしょう。
こうして考えてみると、告白とは自分自身に対する一つのケジメであり、決して恥ずかしいことではありません。考えようによっては、ためらっている時間がもったいないといえるでしょう。
告白にベストなタイミングとは
いざ告白を決意したら、次に決めるべきは『告白のタイミング』です。せっかくの告白がタイミングのズレで台無しになることのないように、適したタイミングを確認していきましょう。
デートの別れ際
告白にベストなタイミングとして、まず挙げられるのは『デートの別れ際』です。
2人きりの時間を楽しんだデートの帰り際は、お互いの心の距離が近付き、告白を好意的に受け入れてもらいやすいタイミングといえるでしょう。
特に、自分のよさをしっかりとアピールし、よい雰囲気になれたと感じたデートのあとはおすすめです。あなたに対する彼の好感度が高まったタイミングを狙うことで、告白が成功する可能性もグッと高まるでしょう。
脈ありを確信した時
告白が失敗するリスクをできるだけ減らしたいという人は、『脈ありを確信した時』を告白のタイミングにするとよいでしょう。
彼が脈ありかどうかの判断は、『用がないのによく連絡がくる』『目が合う回数が多い』『気が付くと近くにいる』などのサインで行います。これらのサインが頻繁に見られるようならば、彼はあなたに『脈あり』と判断してよいでしょう。
告白する勇気が出ないのは、ほとんどの場合、振られる可能性について考えてしまうからです。「振られる心配はない」という確信が、彼へ告白する勇気を与えてくれるでしょう。
男性が喜ぶ告白の言葉とは
彼へ告白するにあたっては、彼の心に響くとっておきの言葉を選びたいものです。告白に向けた参考として、男性が喜ぶ告白の言葉をチェックしておきましょう。
ストレートな言葉
男性が喜ぶ告白の言葉をひとことで言い表すのなら、『ストレートな言葉』と言ってよいでしょう。
核心を濁した思わせぶりな言葉や、遠まわしな表現は、彼を感激させるどころか戸惑いや反感を招いてしまう恐れがあります。
そもそも、告白の際に伝えたいのは、『彼を好きな気持ち』と『恋人になってくださいというお願い』のみのはずです。告白の言葉はシンプルに「○○くんが好きです。付き合ってください」で十分といえるでしょう。
まとめ
好きな人がいるのにどうしても告白できないという状況の裏には、『恥ずかしい』『関係が崩れてしまうのが怖い』など、恋する女性ならではのさまざまな心理が潜んでいます。
しかし、彼と正式な恋人同士になりたいと望むのであれば、現状維持は決してよい選択ではありません。不安な気持ちを乗り越えて行動を起こす勇気が必要です。
どうしても勇気が出ないのであれば、告白できなかったときに待っている未来を想像してみるなど、考え方や行動を工夫してみるのも一つの方法です。
勇気を出したその先には、想像以上に幸せな彼との未来が待っているかもしれません。