男性に「好きな人いないの?」と聞かれ、戸惑った経験がある人は多いのではないでしょうか。「好きな人いないの?」と聞いてくる男性の心理を知り、適切な対応のヒントにしましょう。好きな人との相性の見極め方も紹介します。
好きな人いないの?と聞いてくる男性心理
男性が「好きな人いないの?」と聞いてくるとき、その裏にはどのような心理が隠されているのでしょうか。主なものを三つ紹介します。
恋愛事情を探られている
気になる女性の恋愛事情を探る目的で、好きな人の有無を尋ねる男性は多いものです。
このときの男性心理は、「どうやら彼氏はいないようだけれど、だからといって完全にフリーなのかは分からない。好きな人もいないならチャンスがあるかも」という、期待と不安が入り混じったものです。
まだ出会って間もないときや、以前から知ってはいるものの、プライベートについては詳しく知らない会社の同僚のような関係の際にありがちなパターンといえるでしょう。
この場合、少なくとも彼はあなたに対し、1人の女性として興味を持っていると考えてよさそうです。
単純な世間話
男性の中には、単純な世間話として女性に好きな人の有無を尋ねる人もいます。
特に多く見られるシチュエーションとしては、『あまり親しくない関係で共通の話題が見つからないため、とりあえず女性が好きそうな恋愛話を振ってみた』『なんとなく話の流れで聞いてみた』などがあるでしょう。
この場合、彼の質問はあくまでもその場の話題探しです。あなたがそれとなく別の話題を振ってみると、質問の答えに執着することなく喜んで話に乗ってくるでしょう。
自分のことをどう思っているのか探っている
『自分のことをどう思っているのか探っている』というのも、好きな人の有無を尋ねる心理の一つです。
この場合、彼はすでにあなたに好意を持っています。また、あなたからの好意にもうすうす勘付いているでしょう。
このときの彼の心情は、「両思いのような気がするけれど確信がない。好きな人がいるかどうかカマをかけてみよう」というものです。
もしもあなたが質問の答えに窮したり、恥ずかしそうな態度を見せたりしたなら、彼は自信を持ってアプローチを仕掛けてくるでしょう。
好きな人を聞かれた時のベストな返事は?
男性から「好きな人いないの?」と聞かれたら、どのような返事をするのがベストなのでしょうか。おすすめのパターンを三つ紹介します。
いないアピール
あなたが恋人募集中であるのなら「好きな人いないの?」という質問に対しては『いないアピール』をするのが正解です。
彼があなたに好意を持っている場合、あなたに好きな人はいないと知ることで、「自分にも可能性がある」と前向きにあなたにアプローチができるようになるでしょう。
また、彼があなたに好意を持っていない場合でも、未来の恋人候補としてのポジションを確保できるほか、より理想的な男性の紹介も期待できます。
未来の可能性を広げるという点で、非常に効果的な対応といえるでしょう。
はぐらかすのもアリ
駆け引きを楽しみたい恋愛上級者や、相手の気持ちを揺さぶりたいという場合、あえて質問の答えをはぐらかしてみるのもよいでしょう。
はぐらかす際の答えには、以下のようなものがあげられます。
- 「うーん…、どうでしょう?」
- 「どうしてそんなこと聞くの?」
- 「その質問、困るよー」
「好きな人いないの?」という質問に対し、このように答えられた男性は、「もしかして自分のことが好きなのでは?」とドキドキせずにはいられません。
彼があなたに好意を持っている場合、今後のあなたに対する言動になんらかの変化が期待できるでしょう。
好きなら遠まわしに伝えてみても
「好きな人いないの?」と聞いてきた彼があなたの好きな人であるのなら、思い切って遠まわしに好意を伝えてみるのも一つの方法です。
おすすめなのは、以下のような返答です。
- 「○○くんにだけは言えないよ」
- 「○○くん、鈍感って言われない?」
- 「まだバレてなかったんだ…」
実際に告白をしたわけではないものの、こう答えることであなたの好意はほぼ確実に彼へと伝わります。その後の彼の行動が、あなたの思いに対する彼の答えと考えてよいでしょう。
好きな人を聞かれるのは脈ありサイン?
男性に「好きな人いないの?」と聞かれたら、「もしかして、脈ありサインなの?」と感じる女性は多いのではないでしょうか。実際のところはどうなのか、ここで確認していきましょう。
基本的に脈ありサイン!
男性からの「好きな人いないの?」という質問は、基本的には脈ありサインと考えてよいでしょう。というのも、多くの男性は、関心のない女性の恋愛事情について基本的に興味がないからです。
にもかかわらず尋ねるのであれば、世間話の一環としての質問という場合を除き、今後のアプローチの参考として質問していると考えられます。
「好きな人いないの?」というのは、自分の気持ちを隠したままチャンスをうかがうのに非常に便利な質問といえるでしょう。
他の脈ありサインと合わせて判断
では、男性の「好きな人いないの?」という質問がみな女性への好意を示すものなのかというと、必ずしもそうではありません。
中には、単純な世間話や好奇心でこの質問をする男性もいるからです。脈ありサインなのかどうかいまいち判然としないというときは、ほかの脈ありサインと合わせて判断するとよいでしょう。
なお、男性が見せる主な脈ありサインには、『よく目が合う』『用もないのに連絡がくる』『気が付くと一緒にいる』などがあります。
これらの振る舞いに心当たりがあるようならば、「好きな人いないの?」という質問も脈ありサインの一つと考えてよさそうです。
好きな人との相性はどう見極めるのか
好きな人ができると、ついつい彼との相性が気になってしまうものです。目に見えない相性を確かめる方法を二つチェックしていきましょう。
彼の匂いをよい匂いと思うか
男性に対して、「この人の匂いは好き」「この人の匂いはなんだかイヤだ」と感じたことはありませんか?実は、このとき、遺伝子レベルで相性のよい相手か悪い相手かを見極めているのです。
人は、本能的に自分と遺伝子の遠い相手を求めます。これは、遺伝子の多様化を進め、将来的な絶滅のリスクを回避するためと考えられています。
遺伝子が遠い相手を『よい匂い』、近い相手を『嫌な匂い』と感じることで、知らず知らずのうちに人はこの『遺伝子の多様化』を進めているといえるでしょう。
彼の匂いを『よい匂い』と思うのならば、あなたと彼は『遺伝子レベルで相性のよい相手』なのかもしれません。
キスでも確かめられる
異性との相性のよさは、キスをしたときの感覚でも確かめられます。
深いキスをするとき、口の中でお互いの唾液が交換されますが、この唾液には、相手の健康や免疫・遺伝子の近さにまつわる情報が含まれています。この情報が脳に送られることで、人は相手が生殖にふさわしい相手かどうかを判断しているのです。
異性とキスをしたとき、不思議な快感や一体感を感じたのなら、その異性はあなたにとって相性のよい相手といえるでしょう。
まとめ
男性に「好きな人いないの?」と聞かれた際、ついつい「もしかして私に好意があるのでは?」と思ってしまう女性は多いのではないでしょうか。
事実、大抵の男性は興味のない女性の好きな人の有無に関心がありません。「好きな人いないの?」と聞かれたら、それは脈ありサインである可能性が高いでしょう。
一方で、男性の中には世間話の一環として好きな人の有無を尋ねる人もいます。ほかの脈ありサインと合わせてその真意を冷静に判断しつつ、今後に向けた上手な対応をしていきましょう。