社内恋愛から結婚する場合にすべきことは?報告のタイミングも紹介
恋愛・結婚
2019.8.2

社内恋愛から結婚する場合にすべきことは?報告のタイミングも紹介

社会人になると出会いの場が限られることから、社内恋愛に発展するケースが少なくありません。恋愛関係から結婚することになった場合、会社の人たちへの報告のタイミングなどで悩むことでしょう。会社への結婚報告の適切な方法について紹介していきます。

社内恋愛から結婚する確率は?

職種にもよりますが、会社勤めをするようになってから男性と出会うチャンスがめっきり減ったと感じる人も多いでしょう。これは男性にとっても同じ状態です。

そのため、社内恋愛の割合は意外と多いのです。社内恋愛から結婚に至る確率がどの程度か紹介します。

結婚に至るのは2割程度

社内恋愛に関する調査を行った結果、結婚に至ったのは約2割ということが分かりました。この数字だけを見ると、結婚に至る確率は低いと感じるかもしれません。

確かに、社内恋愛は周囲の人にばれてしまったら面倒なこともありますし、ハードルが高いと感じる点があります。

また、社内恋愛から結婚に至ったカップルの間柄について調べてみると、職場で上下関係があったカップルよりも、同僚同士など立場が同じくらいのカップルのほうが結婚する割合が高いという結果が出ています。

逆に、社外の人と恋愛したからといって、高い確率で結婚まで進むわけではありません。そのような事情を考えると、社内恋愛から結婚に至る確率は、社外の人と結婚する確率と比べて低いとはいえないでしょう。

結婚の報告 ベストな方法

社内恋愛の関係がオープンでもシークレットでも、結婚することになったら上司を含む社内の人たちへの報告が必要になります。職場への結婚報告は、タイミングと伝え方がポイントになります。

職場への報告はタイミングがポイント

結婚報告は時期と順番に気を付けることです。報告の時期は結婚式を挙げるか挙げないかにかかわらず、入籍もしくは結婚式の3カ月前までに行うのが望ましいとされています。

結婚式に会社の上司や同僚を招待する場合は、先方の都合もあるので早めに都合を聞いておくようにしましょう。

結婚式や披露宴を行わない場合も、新居への引越しや新婚旅行などでお休みをもらうこともあります。早めに伝えておくことで休みも取りやすくなるでしょう。

結婚と同時に退職する場合

結婚を機にどちらかが退職すると決めた場合は、迷惑をかけないためにも、退職日の3カ月前までに報告するようにしましょう。

退職によってポストが空いてしまうと、後任を採用するか同じ部署や他部署の人材でカバーすることになるでしょう。

間際になって報告してしまうと、引き継ぎに十分な時間を取れず最後までバタバタしてしまいます。余裕を持って報告するようにしましょう。

報告しない選択は無し

社内恋愛を密かに続けていた場合、結婚しても事実を隠し通したいと思うかもしれません。すると、必然的に会社への報告をしないことになります。

しかし、それは常識のある社会人として望ましくないことです。結婚することになったら、必ず会社に報告するようにしましょう。

結婚すると、さまざまな事務手続きが必要となります。入籍してどちらかの姓が変わると、健康保険や年金などの変更手続きをしなくてはいけません。

手続きをしてくれる担当者に迷惑をかけないためにも、結婚報告はきちんとするのが社会人としてのマナーです。

結婚の報告をする際の注意点

職場への結婚報告は、時期だけでなく報告する相手や順番も考慮する必要があります。結婚報告に注意しておきたい点について、心得ておきましょう。

まずは直属の上司に報告を

結婚が決まったとき、まず誰に報告をするかで頭を悩ませるかもしれません。まず報告するのは直属の上司が基本です。

親しくしている同僚や先輩、後輩には真っ先に伝えたいと思うでしょう。しかし、職場においては上司への報告が優先です。

上司に不快な思いをさせないように、結婚の事実が他の人から上司の耳に入ることは避けたいところです。誰にも言わないように念を押しても、どこかから結婚話が漏れる可能性は否定できません。

直属の上司に報告するときは、上司の都合がつきそうなタイミングを見計らうことです。忙しく話しかけるタイミングがつかめないときは、メールなどで連絡をして時間を作ってもらうとよいでしょう。

また、結婚報告をするときは、会議室など他の社員に話の内容を聞かれないような場所がおすすめです。

2人の部署が違う場合

結婚する2人が異なる部署で働いていた場合、それぞれの上司へ報告するタイミングで悩むこともあるでしょう。それぞれの直属の上司に、同時に報告するのがベストですが、難しい場合が多いのが現実です。

直属の上司が異なる場合は、できるだけ報告のタイミングを合わせることがポイントです。事前に時間を作ってもらうなどして、あまり報告する時間が開かないように調整しましょう。

また、先に結婚報告を行う上司には、もう1人の上司への結婚報告の予定についても併せて伝えておきましょう。

派遣社員・パートでも報告は必要

職場では、さまざまな雇用形態の人が一緒に働いているので、正社員と派遣社員、正社員とパートといった組み合わせでカップルが誕生することもあります。

派遣社員やパート社員が結婚することになったら、職場に報告するべきかで悩むことがあります。

報告しない選択を考えてしまう人もいるかもしれませんが、やはり派遣社員やパートであっても職場への結婚報告は必要です。

苗字が変わることで、健康保険や年金の変更手続きが必要になります。また、結婚式や新婚旅行などで長期休暇が必要になることもあるでしょう。

雇用形態にかかわらず、しっかりと報告を行いましょう。派遣社員の場合、派遣元の上司と現在の職場での上司がいますが、報告の順番は派遣元の上司が優先となります。

結婚後に気を付けること

社内恋愛から結婚に至っても、2人ともそのまま同じ職場で働き続けるケースもあり得ます。夫婦が同じ職場で働いていると、周りの人が気を使うなどやりにくい部分も出てくるでしょう。

結婚後に気を付けたい点について知っておくと、のちのち役立つかもしれませんので、チェックしましょう。

公私混同をしない

結婚したら、プライベートと仕事の区別をはっきりと付けることが求められます。結婚してからも、同じ部署や関連性の高い部署で2人が働くことになった場合は、特に注意が必要です。

仕事に私情を挟む様子がみられると、周りで働いている人たちのモチベーションが下がったり、不満が募ったりする原因となります。

仕事に大きな支障をきたすようになってくると、会社としても何かしらの措置を取る必要さえ出てきます。

家庭の話にも気を付けて

家庭のことをオープンにしすぎないことも大切です。あなたにも結婚相手に言われたくないことがあるように、相手にもあるはずです。

会社の人に家庭での様子をあからさまに伝えられてしまうと、相手は嫌な気分になるかもしれません。それがケンカや不仲の原因にもなりかねないのです。

職場の人に結婚生活や相手の様子について質問されたときは、詳しく話すのではなく当たり障りのない範囲で答えるようにしましょう。

からかわれることもあると知っておく

結婚すると、社内の人にも2人の関係がオープンになります。結婚したことを知った上司や同僚たちからからかわれる、デリカシーのない発言をされる、あらぬ噂を立てられることもあるでしょう。

嫌な思いをすることもありますが、真剣に対応しても疲れるだけです。何を言われても適当に受け流すのがよいでしょう。

ただし、どうしても我慢できないときは部署移動や配置転換を願い出るのも手段の一つです。

まとめ

社内恋愛から結婚に至るケースもあるでしょう。そして、結婚することになったら、会社にきちんと報告をするのが社会人としてのマナーです。

また、結婚報告を行うときはタイミングと報告の順番に気を付けることです。結婚してからも2人が同じ職場で働くときは、仕事とプライベートをしっかり分けるなど、周りへの配慮が必要です。

適切な方法で報告ができれば、社内恋愛からの結婚を周りの人も祝福してくれるでしょう。

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