好きな人を目の前にすると、緊張してうまく話せなかったり、顔が赤くなったりする人も多いでしょう。緊張している姿や相手に好意が伝わってしまうのは恥ずかしいと思い、相手のことを避けてしまうことがあります。その対策について紹介します。
好き避けをして後悔したのはどんな時?
アプローチは、やり方次第で相手の反応も変わってきます。好きな人を避けてしまったことで、相手が勘違いしてしまうようにもなります。どんな時に、後悔を感じるのでしょうか?
彼が冷たくなった時
愛情の裏返しのつもりでとった冷たい態度でも、相手にとっては「自分のことが嫌いだから冷たい態度なんだ」と受け止められてしまうことがあります。
好きな人に限らず、他人から冷たくされたら誰でもショックを受けるものです。そして、それが好きな人ならなおさらでしょう。
最悪の場合、冷たい態度を取られたことにショックを受けて、あなたのことを嫌いになるかもしれません。そして、あなたに対しても冷たい態度を取るようになるという悪循環すら生まれかねないのです。
せっかくの時間を楽しめなかった時
彼のことを避けてしまうと、好きな人と一緒に過ごしていても楽しい気分にはなれないでしょう。
本当は彼と楽しく会話をしたいのに、緊張してしまってうまく言葉が出てこない、会話が続かず気まずい思いをすると、それが素っ気ない態度として出てしまうのです。
本当は彼と一緒にいられて楽しいはずなのに、苦痛に感じるようにさえなってしまします。
恋愛対象から外れてしまった時
好きな人を避けていると、彼の恋愛対象から外されてしまうことも十分あり得ます。それは、あなたの態度が彼に勘違いをさせてしまうからです。
彼に好意を持っていることを悟られないように、わざと冷たくしたりきつい言い方をしたりするようなことが続いたとします。
すると、彼はあなたのことを恋愛対象としてではなく、何でも言い合える友達としてみなすようになるかもしれません。
男性は好き避けをこんな風に感じている
男性は好きな女性に対して、わざと意地悪をしたり、からかったりしたりすることがあります。
そのような男性の行動をほほえましいと感じる人もいるでしょう。しかし、女性が同じようなことをしてしまうと印象が異なるようです。
自己中心的そう
好きな人を避けてしまうのは、「好意を持っていることが相手に伝わるのが怖い」「恥ずかしい」からです。
そのような行動を取るのは主に小中学生の頃であり、大人としてふさわしい対応だとは思えないと考える人が大半です。
また、相手の男性が好き避け行動に気付いているとは限りません。逆に、「自分のことを嫌いなのだ」と誤った受け止め方をしてくることもあります。
好き避け行動があからさまであるほど、大人げない対応だと感じ、あなたのことを自己中心的な人だと思うようになる場合もあるでしょう。
あなたは、恥ずかしくて好きな人を避けているかもしれませんが、相手は冷たい態度を取られて嫌な気持ちになっているのです。
相手の立場に立って物事を考えられないような人は、自己中心的だと思われても仕方のないことといえるでしょう。
プライドが高そう
好きな人に自分の気持ちが伝わってしまったとき、相手の反応が気になるからこそ好き避け行動を取ってしまいます。
それは、プライドの高さの表れでもあります。もしも、相手が自分のことを好きではなかったらと考えると、相手の気持ちが分からないのに好意だけが伝わってしまうのが怖いのです。
男性は、プライドの高い女性について好印象を抱きにくく、そのような女性を彼女にしたいとは思わない人も少なくありません。
プライドの高さが邪魔してしまって、恋愛成就が遠のいてしまうのはもったいないことなのです。
後悔したならフォローをしよう
好きな相手のことを避けてしまって、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。彼に嫌われてしまったと決めつける前に、好き避けのフォローをしてみましょう。
きちんとフォローできれば、彼に嫌われることを防げるかもしれません。
直接ではなくLINE、メールでフォロー
彼と面と向かって話をすると、ひどく緊張してしまう人も多いものです。フォローの言葉を考えていたのに、出てこないこともあるでしょう。
そこで、メールやLINEを使って彼に思いを伝えてみましょう。LINEやメールなら、事前にじっくりと文章を考えることができますし、直接ではないため素直な気持ちを伝えやすいと思います。
LINEやメールのメッセージで、彼に対する自分の言動を謝りたいという気持ちを入れるようにします。
また、謝罪だけでなく自分自身が素直になれない、意地っ張りな性格であることを伝えておくとより効果的です。
ストレートに謝る
勇気が出せるなら、彼に直接会って謝ると、よりあなたの気持ちが伝わりやすいでしょう。彼に対して好き避け行動を取ってしまい、その後もずっと自分の言動を後悔しているのは辛い状況でしょう。
そこで、彼を呼び出すか、彼に会ったときに以前の言動について素直に謝るのです。面と向かって謝罪の言葉を言ってもらえると、彼もあなたの誠意を受け取ってくれるはずです。
謝るときはできるだけ短い言葉でまとめるのがポイントです。彼に言いたいことはたくさんあるかもしれませんが、長々言い訳されてしまうと彼も話を聞くのが嫌になってきます。
また、素直でシンプルな謝罪の言葉のほうが彼の心に響くものです。好き避けをしてしまうような相手に、素直な気持ちを表現するのは勇気がいります。
しかし、きちんと謝ることができれば、彼があなたに対して持っていた印象も大きく変わってくるかもしれません。
好き避けを止めるのがベスト
好き避けは彼に好意を伝えられるどころか、あなたのマイナスイメージを植え付けることになります。
また、彼に素っ気ない態度をとってしまい、ひどく自己嫌悪に陥ってしまうようにもなります。そのようなことの繰り返しでは、彼との関係がよい方向に向くとは言い難いです。
彼のことが好きなら、好き避け行動を控えることをおすすめします。好き避け行動をやめるには、『絶対に好き避けはしない』という強い気持ちを持つことです。
好き避けはどうすれば止められる?
強く意識しても好きな人を避ける行動を止めるのは、簡単ではありません。好き避け行動を止めるためには、努力が必要です。
自分に自信を持とう
好きな人を避けてしまう理由の一つに『自分に自信がないこと』が挙げられます。彼が私のことを好きになってくれなかったら、彼に嫌われてしまったらなど悪いことばかり考えるようになります。
そのため、彼に自分の気持ちが伝わらないように好き避け行動を取ってしまうのです。そこで、自分に自信を持つことをおすすめします。
自分に自信を持つためには、自分磨きがおすすめです。ダイエットに励んだり、メイクやファッションを研究したりすると、見た目にも変化が見られるようになります。
外見が変わってくると、それが自信にもつながっていくのです。
彼に慣れるために関係を増やす
恥ずかしがり屋の女性は、彼を目の前にすると緊張するため好き避け行動を取ってしまいます。
そこで、彼に慣れるように努めてみましょう。彼と過ごす時間が増えると、彼と話をすることにも慣れてきて次第に緊張もしなくなってくるものです。
努めて笑顔でいる
相手を避けるような行動を取るときは、顔も無愛想になりがちです。それが、相手に悪い印象を与える要因にもなってしまいます。
そこで、笑顔を作る練習をしてみましょう。笑顔は周りの人を癒し、親しみやすい雰囲気を作り出してくれます。
彼の前で笑顔になる自信がないときは、家で鏡を見ながら笑顔を作る練習をしてみるとよいでしょう。
まとめ
好きな人に好意的な態度ではなく、あえて避ける行動で接してしまうことがあります。しかし、そのような好き避け行動は好意的に捉えられるものではありません。
むしろ、相手に誤解させたり嫌な思いをさせたりする要因になります。好きな人を不快にさせないためにも、好き避け行動についてフォローする、好き避け行動をしないように努めることです。
好きな人を避けるような言動は、努力次第で抑えることができます。自分に合ったやり方で好き避け行動をしないように努めてみましょう。