【占い基礎知識】西洋占星術は星座占いだけではないの、ご存知でしたか?
占術・診断
2020.10.28

【占い基礎知識】西洋占星術は星座占いだけではないの、ご存知でしたか?

古くから人間は空を見上げ星の動きを読み、それを頼りに種まきの時期などを知り生活を営んでいました。 自然の災害にとどまらず、争いごとにも星の動きが関係していると考え「占星術」が誕生したのです。

ここでは古くから西洋より受け継がれてきた占星術についてご紹介します。

「星占い」×「ホロスコープ」

12星座占いで一般的に浸透している「星占い」も含まれるのが、西洋占星術。 星の配置がどうなっているのかを、地球に立っているあなたを軸として、読み解くことで運命を占う占術です。

太陽はずっと同じ場所にいるわけではなく、1年かけて地球の周りを回転します。 太陽が辿った道筋は「黄道」と言い、その黄道を12個に分けて星座の名前を付けた星の配置図を「ホロスコープ」と呼びます。

これは1枚の図で表されています。 牡羊座にしても天体の牡羊座とは異なり、天動説に基づく考え方になるのです。

本来の西洋占星術

星占いがTVや雑誌で重宝されているのは、その手軽さにあります。生年月日だけで生まれた時に太陽がどの星座にあったかが簡単に分かるのです。 ですが、10個ある惑星の中で太陽にしか着目していない星占いは、信憑性に欠けると言われても否定できません。

太陽だけではなく、すべての惑星も考慮に入れてホロスコープを分析していくのが本来の西洋占星術です。 しかし本来ホロスコープを作成するには生年月日だけではなく、生まれた時間、生まれた場所の緯度や経度といった細かい計算が必要になるのです。

「12のサイン」×「10の惑星」を知ることでより西洋占星術の深みへ

ホロスコープを正しく理解することで、西洋占星術を占うことができます。 まず、ホロスコープは12のサインと10の惑星から成り立っています。

「12のサイン」とは

星占いでもお馴染みの「牡羊座」「牡牛座」「双子座」「蟹座」「獅子座」「乙女座」「天秤座」「蠍座」「射手座」「山羊座」「水瓶座」「魚座」といった12星座のことを「サイン」と言います。

「10の惑星」とは

地球の周りをまわっている惑星、「太陽(Sun)」「月(Moon)」「水星(Mercury)」「金星(Venus)」「火星(Mars)」「木星(Jupiter)」「土星(Saturn)」「天王星(Uranus)」「海王星(Neptune)」「冥王星(Pluto)」これらを総称して「10の惑星」と言います。

それぞれに性質や意味がある

サインと惑星が持つ2つの意味を統合することによって、その人の性格や才能を分析することができます。

ただ、例えば自分のホロスコープに「太陽」と「牡羊座」が入っていたとして、太陽と牡羊座だけで見ていくのかと言われたらそれは違います。 最終的に占星術師は12のサインと10の惑星の全ての組み合わせの意味をまとめて細かく占うのです。

西洋占星術はあらゆる運勢を占える?

西洋占星術は1つの方面にとらわれず、多方面にわたり占うことができます。 例を挙げるなら、毎日の運勢や世の流れ、相性占いや自分の性格などでしょう。

また、占星術とひと言にいってもとても多様なのです。 心理分性のツールとして活用される「心理占星術」、差し迫った質問に対する答え導き出す「ホラリー&エレクション占星術」。

そして前述にもある複雑な計算を必要としない生年月日で占う「12星座占い」 。とても奥深い世界ですよね。

まとめ

いかがでしたか? ホロスコープという単語は聞いたことがあっても詳しくは知らなった、そんな方も多かったのではないでしょうか。 星占いは10個ある惑星の中でも太陽の位置だけで判断されるので、一種簡略化された西洋占星術、ともいえるでしょう。

ぜひ太陽以外の惑星と自分のサインを組み合わせて調べてみてくださいね。新しい自分が見つかるかもしれませんよ。

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