【占い基礎知識】四柱推命ってどんな占い?その的中率の高さに迫る!
占術・診断
2020.10.28

【占い基礎知識】四柱推命ってどんな占い?その的中率の高さに迫る!

四柱推命とは命術の一つで、運命や生まれ持っての適正などを知ることができ、占いの中でも比較的ポピュラーな部類に入ります。そんな四柱推命が一体どんな占いなのかを詳しく解説していきます。

そもそも四柱推命とは?

中国で古くに生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつです。 森羅万象を2つに分けた陰陽説と5つに分けた五行説を合わせた陰陽五行説をベースに、人が生まれながらにして持っている性格や、素質、能力を理解したり、 その後の運命や宿命を的確に予測することができる占いです。

別名では「占いの王」と呼ばれており、東洋占星術の中でも的中率が高く最も信頼性が高いとされています。 ちなみに、占星術はそれぞれがどのような星を宿しているかによってその運命などを読み取っていく占術です。

四柱推命は生年月日と生まれた時間を用いてその人の生まれ持った可能性を推し量ります。 「星」という字は「生まれた日」と書くように占星術には生年月日が大事な要素となります。

また、四柱推命は「統計学」にあたり、陰陽五行と干支をもとに、緻密な計算によって導き出します。 統計をもとに導くため的中しやすく、生まれ持っての性質もこの先の宿命も見えてくるのです。

歴史ある占術、四柱推命

四柱推命は古代中国で生まれました。その始まりは3000年以上も昔といわれています。もとは占いとしてはじまったわけではなく、現在のように占術として認識されるようになったのは、紀元3世紀頃とされています。

発祥の中国では、政治などの重要な局面で使われてきました。 中国から四柱推命が日本にやってきたのは、江戸時代中頃。当時、仙台藩の儒学者が書物を日本語訳したことで広まりました。

四柱推命という呼び方は日本独自のもので、中国では「命学」、「子平」などと呼ばれます。ほかの占術とは格が違うことが認められ、現在では中国や日本だけでなく世界中で使われている占術となっています。

四柱推命の重要キーワード「宿命星」「十二運星」

四柱推命を知るうえでもう2つ大切なキーワードがあります。 それは「宿命星」と「十二運星」です。

十二支と四柱の関係を表したものが宿命星。10の星によって個人が生まれたときから持っている宿命や性格を示します。「協調性がある」、「独立心が強い」、「芸術に長けている」など。これは個人的な性質や適性だけではなく、恋愛の相性を見る場合にも深く関わってきます。

また、運気や運勢のエネルギーをつかさどるものが十二運星です。別名では「地支星」と呼ばれており、その名の通り12種類の運の区切りです。

胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶と人の人生になぞらえてあります。どういう働き方や生き方をする時期なのか、生涯を通した運勢の波を知ったり自分の能力などを知りたいときに用いられます。

四柱推命で占えることとは?

四柱推命は、運命学の一種になるため、人に関することや運勢のサイクルを占うことができます。人生全般の運勢やその年の運勢などの宿命を見るだけではなく、長所と短所に加え自分に適した仕事や出世時期を知ることができます。

また、結婚相手や出産のタイミングなど人に関係の深い運命についても知ることができます。 四柱推命でつくられる表は「人生の地図」のようなもの。いい時期も悪い時期もはっきりと出るため自分のこれからの人生を知ることによって、人生の道しるべが提示されるものなのです。

運勢が悪い時期がわかれば運勢がいい時期のうちに下降しないように対策をすることもできますし、悪い時期は運気の上昇に備えて努力をしたり考え方を変えてみることもできます。

まとめ

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